今日で「選びきれないけれど」シリーズも終わり!

街は一気に年末モードで、そわそわも増してゆきます。






アルバム『WORLD MAKER』の先には先日も書いた『THIS IS NOW』が登場。

そしてこの曲を振り絞ってメンバー5人一丸となった先に生まれたのが、『DREAM RIDER』でした。

攻めながらも楽しむ姿勢で、exist†traceの代表曲の一つになっていったこの曲。

ここから私達の中で改めて自分たちの芯の部分、ソリッドな部分に着目しようって流れが生まれたんだ。

ギラギラした自信、爆発的な怒り、静まり返る悲しみ、

カラフルな感情を全て黒で表現する、そんな大きなテーマでの活動になっていった。






『キミと雨と秘密。』

ずっと前にジョウから「女性目線の歌を歌いたい」と言われてから、よくよく考えてからでないと一人称を男性にはしてこなかった。

この曲も勿論考えた上での男性視点なんだけど、

恋愛ソングが苦手というかそんなに興味がない私だけど、

「今のジョウにフラれた男性役像を歌わせたい」「今こそ一番ハマるはず」

と思い、ダメ男ともとれるキャラクターの主人公を登場させました。

大きく捉えれば色んなものにも当てはめられるけど、私なりの失恋ソング。

これからまだまだ未開の土地に踏み込む余地はありまくりだなと、この曲で気づいてしまった。






そして最後に、未音源化曲の『selection』。

selection=自然淘汰の意で。

先日かめっちを紹介したブログに書いたことがこの曲の主軸で↓


不完全な私達だからこそ生み出せるもの、

私達で言えば、歌えるもの奏でられるもの、

それを命の限り求めたい。

聴こえるか  聴こえるか  胸を刺す銀色の声
生きるなら  止められない歌

長く活動してきたから、このメンバーでずっとやってきたから、

色々なものを犠牲にしてきたから、

だから目の前にいるみんなの笑顔がどれだけ尊いものなのかよくわかる。

ここに立っていることそれすら奇跡なんだと痛感する。

この先また歩んでいくためにはまだまだ捨て去らなきゃいけないものがあることもよくわかる。

でもその全てを抱いて、私はこの生き方を選ぶ。

みんなもそれぞれが選んだ道を胸を張って歩いていこう。

誰が何と言おうと、自分を自分で愛して。