446.Photograph/Def Leppard | メイン・ストリートのならず者season2

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イギリスのロック・バンド、デフ・レパードといえば、1987年リリースの4枚目のアルバム『Hysteria』の世界的な成功でその名を知った人が多いかもしれない。

なんせ全米・全英ともにナンバーワンを記録し、同アルバムからのシングル「Love Bites」も(今のところ)バンド唯一の全米ナンバーワンを記録したのだから。

しかし、その前作となる1983年リリースの3枚目のアルバム『Pyromania(邦題は「炎のターゲット」)』も、全米最高第2位を記録し、1000万枚以上を売り上げるなど、高評価を受けている。

今回取り上げるのは、同アルバムからの1stシングルとしてもリリースされた「Photograph」。

キャッチーなメロディーを持つこの曲は、全米最高第12位を記録し、バンドにとって初の全米トップ40ヒットとなった。

 
この曲は、バンドのヴォーカリスト、ジョー・エリオットのお気に入りの女優のマリリン・モンローについて書かれたもの。
サウンドはハードでも、聴いていて明るい気持ちになれる、爽やかな曲だ。
だが、歌詞を読んでいると、主人公が持っているのは、彼女のセクシーな写真だと推測できる。
つまりは、映画『七年目の浮気』の、通気口から出た空気が彼女のスカートをふわっと浮き上がらせ、彼女がそれを押さえるという、あの有名なシーンの写真なのだろう。
 
写真 - 君のが欲しいんじゃない
写真 - 君のを必要としているわけでもない
写真 - 僕が持っているのは写真だけ
でもそれじゃ満足できないんだ
 
この曲が収録されているアルバム『Pyromania』の発売40周年を記念して、同アルバムのデラックス・エディションが、4月26日にリリースされることになった。
デラックス・エディションには、オリジナル・アルバムに加え、未発表デモ音源や、当時のライヴ音源も収録されるとのこと。
CDでは2枚組に加え、4枚組にブルーレイディスクがセットになった形態のものも。
アルバムのリリースに先行して、この曲のラフ・ミックス・ヴァージョンが、3月1日より先行配信されている。
長年にわたり倉庫に保管され続けていたデモ音源を、オリジナルと聴き比べてみるのも面白い。

 

オリジナル↓

 

ラフ・ミックス・ヴァージョン↓

 

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