蜂蜜と生姜で腸を活性化

今回は、腸の味方になる食べ物を紹介します

よく下痢になる人や急にｷﾞｭルｷﾞｭルと来る人は
腸の動きが正常でなく、腸内環境は悪い可能性が
非常に高いです

また、たんぱく質や油モノ中心の生活の人は
腸が弱いと消化しきれずに下痢となって排出か
うまく便意を制御できない症状がでてきます

しかし、食べ物の中には腸の味方となり
腸にやさしい食べ物というものがあります

これらの食べ物を意識的に摂取することで
腸内環境を改善し、丈夫な腸をつくることができます

これにより、お腹が強くなって
もうあの突然訪れる便意におびえなくても済みます

そんな素晴らしい食材の中で、今回紹介したいのが

「生姜」と「蜂蜜」

です

これらの食材が腸ではなく、身体によい食べ物という
ことを御存じの方も多いと思います

「生姜」（ジンジャー）
生姜には血管の動きをスムーズにして
体内の血液循環を促して体温を上げる働きがあります

また、胃や腸などの消化酵素の働きを助けて
消化不良を解消したり

発汗作用や循環作用から体内から不要なものを
取り除く「デトックス効果」もあります

東洋医学では昔から利用されています

「蜂蜜」
蜂蜜には豊富なビタミンとミネラルが含まれており
強力な殺菌作用もあります

また、腸内細菌である善玉菌のビフィズス菌を増やす
作用もあります。

これによって、腸内環境を改善することができます


以上より、生姜と蜂蜜を組み合わせることによって
「腸内を温めて、活性化させて消化を促し、
殺菌して、善玉菌を増やして腸内環境を整える」
作用があります

では、具体的にどう摂取したら良いかという話をします

摂取の仕方は特に制限はしません
どのような摂取の仕方でも効果は期待できます

その中でも私が「これは！」と思った方法をご紹介します

「生姜と蜂蜜のホットドリンク」

＜作り方＞
①生姜をすりおろします
②すりおろした生姜を蜂蜜とお湯で割ります
③良くかき混ぜて完成

夏の時期は熱いかもしれませんが
夏は特に冷たいものでお腹が冷えています
それでお腹を壊す人がよくいます

だからこそ、夏にとってほしいホットドリンクです

今日はお腹の調子が悪いなと思った日には最適です
また、普段から飲むことで腸内環境を改善します

是非一度と言わずに、よく試してください

では、今回はこの辺で！
また次回！

下痢に対して下痢止めは有効か

今回は下痢止めについてお話しようかと思います


急な旅行先での「下痢」
クーラーで冷えちゃった「下痢」
あぁ、大事な発表の前の「下痢」
・・・

このような急な下痢が襲ってきた時に
あなたならどうしますか？

トイレに駆け込み、あとは神頼み・・・
という方は多いと思います

また下痢止め（止瀉薬）を飲んで
苦痛にさよならしてもらう人も多いと思います

この下痢止めは非常に効果があります
ギュルギュルのお腹がスッと正常なお腹に

よくお腹を壊す人にとっては魔法のような
頼れる味方だと思います

しかし、この下痢止め・・・
実は大変な欠点があります

便利な魔法も代償が必要なようです

○あくまで緊急用、使い続けると逆効果

下痢止めはあくまで緊急用ということは押さえといてください
下痢止めの多くは腸の運動を抑制して
下痢を止めるという手法を取っています

強く粘膜に作用するので、使い続けると
粘膜を傷つける恐れがあります

また非常に強い下痢止めは
腸内の悪い菌と良い菌の両方を
効果的に殺します

これによって、結果的に腸内環境が
悪くなってしまいます

下痢止めの常用は控えた方が良いです

○ウィルスや細菌の感染が原因の時は非常に危険

腸の動きを止めてしまうため
細菌感染やウィルスが下痢の原因の時には
それらを身体の中に留めてしまいます

風邪や感染症の場合には非常に危険な場合もあります

回復のためには早く、細菌やウィルスを身体の外に
出す必要があります

・・・

以上より、下痢止めはどうしてもという時は
心強い仲間になります

非常事態には使用したほうがいいと思います

しかし、危険なデメリットもあることに留意して
使用してください

慢性的な下痢には下痢止めではなく
整腸剤やサプリメント、良い食事や生活習慣に気をつけて
腸内環境を整えることが重要です

以前紹介したテクニックなども参考にしてください
これからも根本的に改善する方法をお話していきたいと思います

根本から改善する！

今回はお腹が弱いあなたを根本から変える
とっておきの方法をお教えします

今回のキーワードは

「にんじん」

です。
なぜ人参なのか・・・

この話をするには少し知識の復習をしないといけません

これは便秘の人でも下痢気味の人でも
どちらにも効く方法です

腸内環境を良くする方法として
食物から栄養素をとることや菌類を選んで摂取する
という方法があります

その栄養素（食品成分かな？）として今回注目するのが
「食物繊維」
です

食物繊維とは食べ物として摂取したのち
消化吸収されずに消化管を通過し、便の中身として
残るものを指します

この話をするとなんて無駄な成分だと思うでしょうが
実はこの成分はあなたのお腹を改善する
かなり重要なキーポイントとなります

最近では五大栄養の次にくる第六の栄養素として
注目されています

食物繊維には大きく分けて２つの種類があります

・不溶性食物繊維
・水溶性食物繊維

不溶性食物繊維は植物の細胞壁を作っている成分です
野菜やいも、きのこなどの筋張った部分や皮の部分に含まれています

水溶性食物繊維は細胞壁の中貯蔵されている成分です
にんじんなどの野菜や果物に含まれているペクチンや
こんにゃくなどに含まれているマンナン、海藻類に含まれているアルギン酸
などがあります

先ほども述べましたが食物繊維は便となります
つまり、便の骨格を作っているということになります

では、食物繊維の説明はこれくらいにして
具体的なテクニックに入りましょう

今回押すのが「にんじん」です

にんじんは食物繊維が豊富に含まれています
他の野菜や果物にも食物繊維が含まれているのですが
他の果物には逆にお腹を壊しやすくしてしまうものがあります

それらを避けてのにんじんです

では、どのように摂取したらよいかということですが
オススメが

「にんじんジュース」

です

作り方は

・人参
・蜂蜜
・（リンゴ）

を用意します

人参をジューサーにかけて、「ウィーン」とします
ジューサーがない方はミキサーでもいいと思います
（調理道具がない方は人参１００％ジュースを買ってください）

ジューサーからでた人参のジュースと蜂蜜を適量混ぜて完成です
リンゴを加えてもおいしくなります

味はお好みの甘さに調整してください

ここで注意なのですが、冷えたジュースはできるだけ避けてください
買ってきたジュースは冷えているものが多いので
常温まで戻してから飲むようにしてください

不安な方は軽く電子レンジで温めてください
あくまで軽くです

ニンジンジュースに含まれているペクチンやカロチンが
あなたの腸内粘膜を保護し、腸内環境を良い状態にします

購入するときに注意して欲しいのが、ジュースには
甘味料としてソルビトールが含まれているものがあります
ソルビトールには下痢を誘発する作用がありますので
避けた方が賢明です

では今回は以上です

ニンジンジュースを勧めましたが、体質によって合わない人が
いるとおもいます

状態が悪化したり、違和感を覚えたら摂取をやめてください

では次回楽しみしてくださいね！


（追伸）
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