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株・為替・商品先物-カンリニンのブログ

株・為替・商品先物への取組みを解説

餅つき相場-勇躍待望銘柄(その4)


FDK(6955)・・東証二部


富士通傘下の電子部品メーカー。蓄電システムが産業用途に伸展。13年3月期は減収増益予想。経常利益は今期1.05億が来期は5.50億とおよそ5倍増を見込んでいる。一株利益は4.59円(予想)となっている。


株価は2桁台(先週末終値は66円)だが、このところ出来高が増加傾向。波動は上昇のほんの初期段階で小勢波、中勢波とも現在は上向き。日足一目均衡表では雲の中に突入してきた。トレンドは上向きに変化しそうな印象だ。


株価2桁銘柄は年末に向けて(たいていは一時的だが)人気化する傾向が強い。特に足元のように「円安」局面なら業績の上方修正も期待でき、買い仕掛けてゆく投資家やディーラーなども現われやすいだろう。中長期的に保持したい銘柄ではないが短期間に急上昇しやすい銘柄である。「餅つき銘柄」の短期勝負と割り切っておきたい。

この週末、NYダウは続伸して13000ドルを回復した。13000ドル割れで一段安になることはいったん避けられたようだ。しかし、アップルの株価は小幅高程度で、これでは物足りない。アップル株はS&P100及びS&P500に対する影響力が大きく、それが引いてはNYダウの浮沈にも影響を及ぼしている。米株がほんとうの反騰を演じるためにはアップルの株価の上昇は必須条件である。


もっとも、このとろの日本株はNYダウの上げ下げよりも前日の為替相場の動向と当日の動きに忠実にトレースしている状況だ。投機筋が明らかに円売りと先物買いを同時に行っているからだろう。しかし、これは「ある局面」を除いて例外的な動きである(あった)との認識は常に必要だろう。


「ある局面」とは日本市場の場合、バブル相場真っ盛りの1980年代である。このときはNY株式市場の低迷に拘わらず日本株のみ上昇できたのである。それと同じこと-質はだいぶ異なるが(つまり、日本が真の意味で「デフレ脱出」へ向かうという「一種のバブル的相場」という意味だが)、そうしたことが起こっているとすれば、為替はじゃんじゃん円安になり、日本株もどんどん上昇する(破裂するまで)ことになる。


為替の世界では、今まで、米国景気の回復⇒米国債の下落(利回り上昇)⇒円安、が一つのシナリオだった。しかし、今は明らかにそうではない。足元の円安はこのシナリオではない所で起こっている。先週末の米10年国債の利回りは1.69%である。この水準なら1ドル78円前後が妥当だろう。


当然「まっとうな(いい意味でも悪い意味でも)」投資家はこの円安に不条理を感じ「この円安はどうせ続かない」と考えるだろう。しかし、為替の世界でも株の世界でも、明日から今日に移る場合、過去とは「断絶」が生じる場合がある。そうした断絶が生じないと実は「大きな潮流」は変わらないのだが、そうしたことが起こる場合もある。(サイクル論からそれは必ず起こる。偶然に起こるのではない。)


したがって株も為替も水準感のみで売買すると「痛い目」に会うので、いずれ「円高」に戻ると考えても「円安トレンド」が崩れたと明白に分かるまでは、円買いに入らないことが大切ではないかと考える。


安易な逆張りは非常に危険が高い。これは株の世界では「常識」である。投資の前提は株も為替も商品も「我々が想像する以上に上昇しかつ下落する」ものであるということである。

このところ非鉄・海運・鉄鋼・・などの市況関連株の上昇が目立っている。一方、好業績内需株は上昇できないか、下げている銘柄が多い。これは東京市場内の資金が内需株から市況株に移動しているからに他ならない。言い換えれば、市場に流入するニューマネーが(今のところ)乏しく、市場全体を買い上げる力がまだ弱いということである。


新興市場でもこのところ好業績内需株の値動きが芳しくない。たとえばエニグモ(3665)、エイチーム(3662)、3Dマトリックス(7777)、豆蔵(3756)、ソフトウエアS(3733)・・など枚挙に暇がない。なぜこれらの銘柄が下げるのか。


その最大の理由はこれらの銘柄をいったん手放して市況関連や景気敏感の一部市場銘柄に資金が移動しているからである。特に悪材料があるわけではない。資金に限りがあるのですべてを買うわけにはいかないのだ。したがって、相場の流れが変わるとこれらの銘柄も下げ止まるのだが、それがいつになるのか今は不明である。基本的に市況関連株の上値が重くなると、これらの銘柄群に資金が戻ると考えればいい。


現在、日経平均株価を押し上げている原動力は先物買いとそれにともなう裁定買いであって、現物株に流入する資金量はさほど大きくないように感じる。先物が上昇しているのは、為替市場で円安が進んでいるからであり、その円売りと株先物買いを行っているのはたぶんCTAと欧州系のヘッジファンドだろう。


新興市場では、それまで相場らしい相場のなかった銘柄群に高値を取ってくるものが多い。値が重くなった好業績内需株から資金が出ていると申し上げたが、その資金の一部がこうした銘柄に入っていると思えばいいだろう。


その中でも上昇確率が高い銘柄を選択して来週も「買い推奨」していこうと思うが、こうした銘柄の上昇が短命で終ってしまうケースもある。できるだけそういう可能性のある銘柄を排除して考えているが、こちらの思う通りにはいかないという前提でいてもらった方がいいだろう。


したがって、買い推奨した日(時間)から、早くて数日で上昇が終ってしまう可能性もあるので、仕込むのであれば「あれやこれや」考えていると乗り遅れてしまう。現代の相場では「時間(即決断)」こそが宝である。


できればアップした時刻から数時間以内の決断がいいのではないかと思うが、それは各自の判断に任せたい。もちろん、買い推奨しても相場の環境や成り行きしだいで下げてしまう場合もある。したがってロスカット注文を同時に入れておくことをお勧めしたい。


アップする時刻は午前は9時30分ちょうど、午後は12時50分ちょうどを目安としている。アップしない場合は「適当な銘柄がない」場合である。毎日アップするわけではないので予め申し上げておきたい。



NYダウは明らかに下げ相場の中にある。その最大の要因はアップルの株価下落だろう。しかし、足元でNYダウもアップルも戻ろうとする気配が出てきた。ここでうまく上昇に転じることができればいったん戻りを試しそうだ。ただ、この反発に失敗すると事態はいっそうややこしくなる。


NYダウとほぼ連動して動いているのが原油相場である。特にWTIは相関性が高い。WTIのチャートを見るとNYダウとほぼ同様である。原油を買って出るのはNYダウの反発が条件だろう。アップルの株価上昇=原油相場の上昇、というのはいかにも分かりにくい、理解し難いことだろうが、事実はそうである。


金は中長期的な上昇トレンドにあり何ら問題ない。金上昇の背景には「貨幣に対する不信感」がある。ドルもユーロも円も買えないという投資家はかなり多いはずで、そうした「将来のインフレ」を見据えた投資家が執拗に金を買い続けている証しでもある。

ヘッジファンドは阿部総裁の一言があるたびに「円買い」に動いている。白川日銀総裁も昨日インフレターゲット2-3%の非実現性に言及して反撃したが、その発言には市場はほとんど反応しなかった。テクニカル的にも「円安」方向が強まる一方で、日経先物も鰻上りに上昇している。


もっとも、足元では円安と株高への過熱感が強まっているので、その流れもそろそろの一服する可能性があるだろう。脇が甘くなると思わぬ下落に見舞われてオタオタするので、とりあえずここは一呼吸置いたほうがいいように思えた。


この週末は電力株でも空売っておくのがいいのではないか。

USENはどうやら短期(?)の調整となったようだ。とりあえず9日MAから13日MA付近の落下を待って押し目買いが可能かどうか判断したい。


アルバイトタイムズ(2341)が年初来高値を更新。この辺りがどうやら物色したい価格帯のようである。年末にはよく低位株の乱舞が見られる。そうしたことの先回り的な買いでもある感じだ。


日本インターは後場相場が緩んできたので前場で買った投資家の売り物が出ているのか。日本インターにはUSENと同様「大相場」の匂いを感じるのだが・・・?

同銘柄が現時点で16%の上昇、急伸となっている。株式分割が材料となっている模様だ。相場がいいのでリスクを取る投資家も多そうだ。先ほど紹介した日本インター(6974)も上昇の時機が早まるかもしれない。多少リスクを取ってもいいの局面ではないか。

持ちつき相場-勇躍待望銘柄(その3)


日本インター(6974)


整流素子主体の半導体メーカー。来期13年3月期経常利益は今期比較で+68.3%増加と業績が急回復する見込み(予想)。先ごろ米ベンチャーとの業務資本提携を行って人気化した経緯がある。直近高値は134円。そこから8週間の調整を経て現在に至っている。


波動は中期上昇を維持。短期的には昨日報じたネットイヤーグループ(3622)と同様、急伸間際の局面に差し掛かっている(現在同銘柄は大幅高となっている)。


低位株だけに人気づくと大幅高を演じる傾向が強く、年末に向けて個人投資家の物色意欲が強まりそうな銘柄である。値幅取り狙いが活発化すると先の高値付近を再び試す可能性もありそうだ。株価2桁で仕込んでおきたい。


餅つき相場-勇躍待望銘柄(その2)


ネットイヤーグループ(3622)


株価はこの数ヶ月の間、底練りの状態にあったが、ようやく「上」へ飛び出すタイミングが近づきつつあるようだ。業績は他の好業績銘柄に比較するとそのインパクトに欠けるが、確実な増収増益基調を続けており、業績に対する買い安心感は高いように感じる。株価上昇期の「爆発力」には凄まじいものがあるが、その「爆発力」に賭けてみたい銘柄である。


中期の方向性はまだ揉みあいの範疇を越えていない。が、短期(目先)には「急伸サイン」が出ている。相場を取り巻く状況も明るく、これまで長らく物色の範囲外にあったため株価調整も十分と見た。週足で見てもそろそろの頃合と見えるがどうか。


年末・年始に向けての株価の「飛び出し」に期待したい。