韓国・ソウルタワーから青瓦台方面を展望
日韓関係私見です。
法的に理解解決を区処する問題があるが、まずは日韓の首脳が何時も情報収集協議を緊急事態に対応する体制を5月10日に構築すべきと思料します。
両国首脳が相互の外交政策形成過程について情報の共有化を図ることは、同じ価値観を共有する隣国としては実効性をあげたい。歴史認識問題等は民間有識者会議等でユニバーサルな考え方の整理が要るだろう。ナショナリズムの主張は隣人として「東洋の所作」が考えられよう。
私は戦後の日韓関係ののスタートは次のように考えます。
私の国際政治の恩師である故神谷不二・慶應義塾大学名誉教授は著書『朝鮮戦争』(中央公論新社)でこう述べている。
「・・朝鮮戦争はまた、南北朝鮮の分断という悲劇的状態を決定的なものにするとともに、戦後日本経済に蘇生と発展をもたらし、日米安保体制を促進して国際社会における日本の基本的姿勢を決定づけた」。
日本と同じく韓国はOECD(経済協力開発機構)加盟国でもあり先進国である。例えば、技術開発でいう韓国の特許件数も高い。両国民の国益に相応しい外交関係を拓くことが肝要である。
(ひらた こうじ)<了>