フリーアナウンサーの前田真里さんのTWをフォローしていて長崎のことを考えながら、彼女に「真里さん。頑張ってますね。平和に生きるための天使になれ!」とTWした。彼女からは、いいね!が返ってきたが、「・・天使になれ!」だけではいささか無理もあろうし少し所感を綴りたいと思う。
前田真里さん Photo via @maedamari
先のことは前田さんの年齢とキャリアからはわかることだと思う。「平和に生きる」と言う意味は私の本ブログシリーズで幾度が触れてきた。例えば、ケネディ米政権の理念「幻想を持たない理想主義」や国際政治でのレアリズムである。天使が知らないと地上の人々は守れない。
私のTwitter(@ExcomAdvisor)にプロフィールの背景画像に広島平和公園の原爆慰霊碑を配しているのもそういう厳しい平和を維持することを願っての気持ちである。様々な気持ちが交錯したものがそれである。
前田さんはNYマンハッタンで報道取材送出活動を経験している。今私の記憶に直ぐ蘇らないが、私がある事案の外電のTWをRTしていたら、相互フォローの彼女は私をはるかに超えるスピードで該事案のRTをしていた。私が「すごいね」とTWすると、彼女から「・・それほどでも」とRPされた。そのこととて前田さんは極めて能力のレベルが高い。
私が想像するところ、前田さんは日々の国際政治を超えた平和活動の一員に加わったようにも感じる。
ところで、私の郷里・岡山県の先輩である香山充弘・元総務事務次官とお会いするたびに、香山さんのご指導の文脈に「新しいプロジェクトを立ち上げる際には、何かシンボル的な事業を計画するべきだ」と言われたことを思い起こす。
前田さんの「平和に生きる」ための取り組みに、シンボル的事業が必要であり、彼女はこのことの努力をしていると思う。長崎生れの前田さんが、長崎でこうしたことを体現していく過程こそは、香山さんが私に示唆された「シンボル事業」ではないかと考える。
前田さんに私は心の支援をおくりたいと思う。「平和に生きるための天使」がいなければ地上の平和は失われる。前田さんのご尽力をお祈りする。
(ひらた こうじ)<了>
前田真里さん Photo via @maedamari (twitter.com)