前回の記事投稿からかなり間が空いてしまいましたが、タイトルにある通り、今年度の司法試験を受験しました。
今結果待ちです。
Q:え?仕事は?公務員辞めるの?
A:司法試験に受かったら、公務員辞めて弁護士になります!!!
公務員からなぜ弁護士なのか、なぜ司法試験を受験したのか、については順を追って話そうかと思います。
まず、前回までの記事のとおり、私は新卒で入社した民間企業を辞めて、公務員に転職しました。
令和2年の国家公務員試験はコロナの関係で試験日程が大幅に遅れ、採用官庁から正式に内定をいただいたのは2020年(令和2年)の10月でした。その2か月後の同年12月から地方の出先機関で勤務を開始しました。
内定をいただいてから働き始めるまでの2か月間、業務に関する法分野(割と専門的な分野)でも勉強しようかなと思い、本屋に立ち寄ったところ、たまたま司法試験関連の書籍が目に留まりました。
そもそも私は法学部の出身ではなく、公務員試験の時に初めて法律を勉強したのですが、率直に「法律って面白いしよくできてるな」という印象を持ちました。
勉強を始める前は、法律なんて憲法(厳密には法律ではないが…)くらいしか知らなかったレベルでしたが、「民法は私人間の紛争を解決する法律なのか」「公務員試験の試験科目なのに、行政法っていう名前の法律はないのか」みたいな感じで、徐々に知らないことを知る楽しさを感じていきました。
そのため、公務員試験の勉強も苦痛ではなく、むしろ楽しかったです(法律科目に限る)。
公務員試験を通して法律を学ぶ楽しさを感じていたので、司法試験の問題もなんとなく見てみようかなという気になり、短答式の過去問を見たところ、「公務員試験と同じかそれより少し簡単では?」と感じました。
公務員試験の法律科目はマークシートで、司法試験はマークシート(短答)と論文があるため、もちろん論文の勉強もしなければならないことは理解していましたが、短答に限って言えば今まで勉強してきた公務員試験の知識で戦えるのではないか、という謎の自信を持ったのを覚えています。
そこで、改めて司法試験について調べてみると、どうやら現行の司法試験は過去の司法試験と別物で、合格率も昔の司法試験と異なり50%近いことなどを知りました。
現行の司法試験(新司法試験)の制度について簡単に補足しておくと、司法試験を受けるには受験資格が必要で、大きく2つのルートがあります。
①予備試験という司法試験とは別の試験に合格するか、②法科大学院(いわゆるロースクール)を修了するか、の2通りです。
①の予備試験ルートは受験資格がなく誰でも受けられる試験なので、社会人が働きながらでも受けられますが、その反面合格率が4%前後という超難関試験です。
②の法科大学院ルートは、2年ないし3年大学院で学び、修了する必要があります。
司法試験の受験資格を得るまでに、②のルートは安くはない授業料を支払わなければならない上、大学院に通うとなれば当然仕事は辞めなければならず(首都圏には社会人が働きながらでも通うことができる夜間ロースクールもありますが、私は地方住みなので断念。なにより苦労して公務員試験をパスしたのに、辞めるという選択肢はなかった。)、さらに司法試験を受けるまでに最短でも2年かかるのに比べて、①のルートであれば最短1年で済むこと、なにより予備試験合格者の翌年度の司法試験合格率が90%を超えていることから、①予備試験ルートで司法試験を受験することに決めました。
もっとも、最短一年とはいいながら、実際に働きながら予備試験に合格した方のブログなどを見ていると、合格するまでには最低2~3年はかかっている印象でしたので、それくらい長期スパンで勉強を続けることを見据えて予備試験を受けようと決心しました。
働きながらどの程度勉強できたのか、公務員としての仕事はどんな感じだったか等については、次回の記事で書きます。