さて、レースですが、最悪でした。自己ベストより19分も遅かったです。いろんな要素が重なったんですが、最悪の自分が出てしまい、自分の走りが全く出来なかったの一言に尽きます…何が最悪か…自分の中に魔物が住んでいるんです。しかもここ3ヶ月以上…今まで誰にも言っていないんですが、自分の中に走りたくない病という魔物が住んでいるんです。走っていても楽しくなく、いつも2キロ弱走ったところで心が折れちゃうんです。でも、走らなければならない…なんで自分がこうなっちゃったのか…ちょうどペースを上げ始めて追い込んだトレーニングをずっとしていたので、走っている最中、心の余裕が全くないんですよね。だから、走ると考えただけで嫌だなと思ってしまうんです。これって私だけなのかなと思ってググってみたんですが、やっぱり私と同じ症状の人はいるものです。ある人の事例として、その人もロードランナーなんですが、自然の中で走ることによって自分が走りたいという気持ちを取り戻したと言ってました。なるほど…ということで、私もトレイルを試しに走ったり歩いたりしてみて、その気持ちが分かったような気がします。いろんな要素がその他にも絡んでいるんですが、トレランは自分の心のセラピーの要素もあり、今回、フルのレースが終わったあと、ようやくスタート出来る感じです。
で、肝心のレース…スタート時点では雨が止み、いいスタートができたと思います。が、2キロぐらい過ぎたところで魔物が現れ始めました…走りたくないと…それでも半分の距離まではなんとか行けて、4時間を余裕で切れるペースだったんですが、突然、気持ちが切れてしまいました。自分の中では予告なしです。走れない…残り半分は…歩いてゴールに帰ってきました。こんな状況ははじめてですね…で、残り半分…天気が自分の気持ちに追い打ちをかけるように雨…残り8キロは土砂降り…もうボロボロでした…
でも、これでしばらくはロードを離れることができるので、自分の中では気持ちがすごく楽になった感がします。