人生の勝者 | HIDE

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アメリカ サンフランシスコ在住。ベースボールとサッカー好き。誰が何と言おうとOakland A'sとSan Jose Earthquakesの大ファン。趣味:走ること、自転車、美味しいものを食べること。特にラーメンが大好き。乙女座B型。やはりちょっと変わっている....らしい。

おはようございます…2本目の記事です。

カルビー会長曰く、勤務時間の長さが成果の評価とされていた。

厚切りジェイソン曰く、仕事出来ない人にとっては天国、出来る人にとっては地獄。本当に出来る人は日本を出てしまう。

私は日本で正社員として働いたことがありません。でも、日本で働かなくてよかったと思います。日本の残業…異常です。長時間働けば評価されるとの勘違い…私がそのことに気が付いたのは、実は最近のことです。アメリカで日系企業から今のアメリカの会社に転職し、当初、私はまだその考えに振り回されていました。ともかく人よりも多くの仕事をし、長時間働けば、日系企業と同じように評価されると…でも、結局思い知らされたのは、いくら人のアシストで仕事を手伝っても、自分はそのことでチームプレーヤーだとアピールしても、手伝ったという行為は自分の仕事の質を上げることとは全く関係なく、ただの浪費だったということ…会社側にしたら派遣を雇わずに済んだというだけで、見返りというものは発生しない…要は仕事の量ではなく質を上げることをやらないと評価の対象にならないということですね。つまり、長時間労働イコール仕事の質向上ではないです。

ここで、そんなことはきれいごとだよと舌打ちする人もいるかもしれません。そう思う人は仕事はやらされているものと心のどこかで思っていることと思います。今の会社でよく言われることは、自分がビジネスオーナーだと思って行動しなさいということです。そう思うことで、仕事はやらされるものではなく、やるものと意識改革し、そのためにはどう改善していくか考えるようになります。つまり、いかに時短で質向上できるかですね。そう考えられれば、残業残業の長時間労働がいかに無意味か分かると思います。

では、それが出世につながるのか…ここが難しいところですね。それぞれの人としての素養によりけりです。うちの部署では、白人、女性(アジア系の女性ならさらに可…白人男性はアジア系の女性に弱いんですよ。)、なお、子持ちの女性はそれだけで評価が高くなり、出世します。反抗的な態度を取る人は扱い難いということで、出世できません… ということは、私の立ち位置が自ずと分かりますよねぇ…アジア系の男子である以上、出世の見込みはほぼ皆無です。となると、ここが1つのターニングポイントになります。うだうだ会社で過ごすか、メリハリをつけて、いかに仕事を早く終わらせ、自分の時間を作るか…私は後者を選択し、その分、ランニングに当てています。

長い人生を見たら、出世するしないはただ単に一組織内での決まりごとなだけ…それを超越して人生の勝者になるためには、つまるところ、動ける身体をどのくらい長く保てるかどうかだと思います。果たして自分の身体の状況を顧みず、出世した人に未来はあるでしょうか…同じ70代でも、車椅子や寝たきりの人生になっているかもしれませんね。

人生の勝者という見方をすると、自ずとどういう過ごし方がベストか見えてくると思います。私はアジア系の男子でよかったと思ってます。