人生の選択 | HIDE

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アメリカ サンフランシスコ在住。ベースボールとサッカー好き。誰が何と言おうとOakland A'sとSan Jose Earthquakesの大ファン。趣味:走ること、自転車、美味しいものを食べること。特にラーメンが大好き。乙女座B型。やはりちょっと変わっている....らしい。

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日本でもそろそろこのニュースが流れるかもしれませんね。彼女は自分の死ぬ日を11月1日と決めたニュースです。
サンフランシスコ在住だったこの29歳の女性…結婚してすぐの今年の1月、数度の頭痛から病院に行ったところ、重度の脳腫瘍と診断されました。診断当初は10年は生きられると言われていたんですが、思ったよりも進行が激しく、余命6ヶ月と診断されました。で、自分が苦しんで死にたくないということで、夫や家族と相談して、安楽死を選択したんですが、カリフォルニアは安楽死は禁止されているので、隣のオレゴンに夫と移住。最後は夫と家族に見守れて安楽死したいそうです。なぜ、11月1日を選んだのか…夫の誕生日の前日だそうで、最後に彼の誕生日を一緒に祝いたいそうです。

彼女の決断がアメリカで議論になっています。彼女の行為は自殺だと言う人もいれば、指示する人もいます。要は安楽死は自殺かどうか、それを執行する人は殺人かどうかですね。とても難しいですし、何が正しいかというのはないと思います。

私は彼女の尊厳をまず第一に考えるのが大事だと思いますね。それしか言えません。

それにしてもとても悲しい話です。