ことば | HIDE

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アメリカ サンフランシスコ在住。ベースボールとサッカー好き。誰が何と言おうとOakland A'sとSan Jose Earthquakesの大ファン。趣味:走ること、自転車、美味しいものを食べること。特にラーメンが大好き。乙女座B型。やはりちょっと変わっている....らしい。

こんばんは。

昨日今日ということではないのですが、昨日のブログのおもてなし然り。日本人以外にはなかなか理解してもらえないことってあるものですし、知らず知らずのうちに不快に思うことがあったり、不快な思いを与えていることもあると思います。その中でも特に気をつけなければならないことって言葉ではないでしょうか。

友達でも家族でも、私としては相手が分からない言葉を面と向かって話すべきではないと思います。友達と出かけたとき、家族との団らんのとき、もし自分以外が他の言語を話していて、それが自分には全く分からなかったとき、あなたでしたらどう思いますか?

何か疎外感を味わうのではないでしょうか... こっちがどんなに英語で話しかけても、他の人たちは英語以外の言語を話していたら、一体、私はなんのためにここにいるのか、なんで誘われたのかと分からなくなると思います。

これって自分が受け身の立場だけとは限りません。自分たちもそうやって相手に疎外感を与えていることもあります。

ですので、もし、集まった人たちが全て同じ言語が話せるんだったら、別に英語以外を話してもいいと思いますが、もし異人種同士が集まるようでしたら、ここはアメリカなんで、共通語として英語を話すべきだと思います。もし、それでも英語以外の言語を話したいようでしたら、常に同時通訳をしてあげるのが礼儀でしょう。

言語の問題って根強いんですよ。逆に都合の悪いところだけ自分の言語で話しているのではないかと疑われる原因にもなりますしね。

幸い私は日本人の友達はアメリカにはいないので、自分から不快な思いを相手に与えるということはないのですが、その逆の思いをすることは、ホントに多いです。もちろん、注意もします。英語を話してよと... でもそう言った後に限って、気まずくなりますよね。会話が突然途切れたり。空気がめちゃくちゃ重くなります。それが耐えられないのか、結局、長続きすることなく元の状態に戻ってしまいます。

ホントに難しいです。不快な思いをすることが毎日どこかであるんですが、どうにかならないでしょうかねぇ... そんな複雑な思いを抱えながら、もうすぐアメリカ生活が19年になります。その間、楽ではなかったんですよ(笑)。