先日、商工会議所からの紹介で、トヨタ北海道の田中社長の講演を聞いてきました。
いろいろと示唆に富む話を聞くことができ、あっという間の1時間半でした。
昭和26年生まれの60代の名古屋出身の社長さんで、
「北海道の人は自分の住んでいる所の良さに、意外と気づいていない」
と指摘されていました。
「名古屋では断水があったり、渋滞がある。2kmの会社まで行くのに何カ所か渋滞があって、2時間もかかってしまうこともある。
水資源が豊富で、広くて、空港や港もあるなどの、良い条件をもっと生かしたり、アピールして売り込んでいくことをもっとやるべき」
とのこと。
現場はPDCA
Plan Do Check Action(計画、実行、評価、改善)
経営者はPPD
Plan Prediction Decision(計画、予測、決定)
――経営者は常に迷っているものだ。でも、迷ってるままに言っていてはダメ。
とにかくやるのか・やらないのか、使うのか・捨てるのか、決めることが大事。
決断、決断の連続である。ただし朝令暮改はよい。
などやJust In Time、トヨタかんばん方式、異常の見える化、働くと書いて自働化などなど。
ここでは詳しいことは書きませんが、一貫して製造畑を歩んでこられた含蓄ある内容でした。
トヨタ北海道の苫小牧工場約3200人を統括・指揮する歴戦の企業勇士の体験を聞くことができ、ためになる楽しい時間でした。
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