自分を正しく認識する=自己認識力があれば、
健全な自己肯定感を持つことができます。
しかし、自己肯定感が高くなりすぎるような人は
自分を正しく認識できないため
自分のことを過剰に評価してしまうのです。
これは心理学では広く認知され
「ダニング=クルーガー効果」と良く似ています。
ダニング=クルーガー効果とは
能力が低い人間は、
自身の能力が不足していることを認識できない
自身の能力の不十分さの程度を認識できない
他者の能力を正確に推定できない
というものです。
自己肯定感が低い人が
自分の自己肯定感の低さを
正しく認識していれば
「自己肯定感の低い人」なのですが
自分を正しく認識できないため
過剰に評価してしまうことで
「自己肯定感が高すぎる人」になってしまう
のではないかという一つの推測です。
自分を正しく認識できないから
自己肯定感が高すぎるのか
自己肯定感が高すぎるから
自分を正しく認識できないのか
ダニング=クルーガー効果によって
自己肯定感が高すぎるのか
自己肯定感が高すぎるから
ダニング=クルーガー効果が起きているのか
どれが根本的な原因とは決めにくいですが
どれも複雑に絡み合っているということはわかります。