『イチローもジャイアンも、キセキのおめでとう！』

これは、前回からのつづきです。

前回をまだ、お読みでない方は、こちらから↓

イチローともジャイアンとも仲良くなりたいけど

イチローとも、ジローとも、サブローとも、シローとも、ゴローとも
仲良くなりたいマクロ藤田です。

さて、エクセルで書評、　だんだん妙なワールドに入ってきたけど、第５回目です。

イチローともジャイアンとも初対面ですぐに仲良くなれる本/山口拓朗: ￥1,365; Amazon.co.jp

これが、なんと、

３つの部門で、立て続けに１位を獲得！

（エクセルのクリップアートとワードアートだけで作りました↑）

　　　　　　　　　　　それぞれの部門で、堂々の１位！

でも、　今回のキャンペーンは、ただ一位になりたい、と言う
どこにでもありがちなアマゾンキャンペーンでは、なかったのです。

著者のある思いが、あったのです。

その思いとは？

http://yamaguchi-takuro.com/amazon/

幼少期から極度の人見知りで、
いつも「どうしたら初対面の相手と仲良くなれるのだろう?」
と思っていた私が、
初対面に対する苦手意識を克服できたのは、20代も半ばをすぎてからでした。

文章を書くのが好きで出版社に入社したにもかかわらず……
肝心の仕事は取材にインタビュー。
カラダ中にイヤな汗をかきながらの取材は、苦痛そのものでした（トホホ…）。

このままでは雑誌記者としてやっていけない……。

本・当・に・マ・ズ・イ！！！

「どうしたら初対面の相手と仲良くなれるのだろう?」

と考え続けた挙げ句、私は相手のことをよーく観察するようになりました。

表情、口調、仕草、ふるまい……etc.

その結果、初対面では「相手のタイプを見抜く」→「タイプに応じて話を弾ませる」
手法が有効だという結論に至ったのです

（本書ではこの手法を「性格プロファイル」と呼んでいます）。

この手法を少しずつものにしていった私は、いつしか人見知りとあがり症を克服。
逆に「聞き出し上手なインタビュア」として、評価をいただくまでになりました。

本書では、具体例をふんだんに盛り込んで、
私が取材現場で培った「性格プロファイル」のメソッドを、
できるだけ分かりやすくお伝えしています。

本書が（かつての私のような）初対面に苦手意識を持つ方々の
お役に立てたとき、著者として、初めて喜びを感じることができるのかもしれません。

皆様の初対面が、いつでも祝福されますように！！！

でも、これは、理想論です。

現実には、本がみんなの目に触れなければ、出版しても、すぐに消えていってしまう。

しかも、無名の新人の書いた本が、注目をあびるなんて事は、まず、ない。

本は誰かに読まれ、メッセージが伝わり、実際に何らかの役に立ったときに

初めて価値が生まれるものなんだ。

このままでは、本を通して伝えたかった事が、ここで終わってしまう。

そこで、著者が心に決めたことは？

http://ameblo.jp/writer-yama/entry-10792848751.h

だれもがやっているアマゾンキャンペーンでした。

しかし、そのアマゾンキャンペーンをやる、と言う事に達するまでの道のりは、

決して平坦なものではありませんでした。

それは、この著者の学生時代にまで、さかのぼります。

元々、ストリートミュージシャンだったこの著者である彼は、

一人の女性と出会い、そのにこやかな表情に魅かれていきます。

（本文４４ページより）

やがて一生のパートナーとなったその女性は、ブログに

こんなエピソードを載せています。

年下夫、何度も泣く。
http://ameblo.jp/up-links/entry-10796212799.html

（イチローともジャイアンとも初対面ですぐに仲良くなれる本より）

彼と付き合い始めたとき、まだ彼は学生でした。
今では恋人同士のコミュニケーションは、メールや電話が主体
だと思うのですが、実家にいた私と、パソコンも携帯も持たない
彼とのコミュニケーション手段は、なんと手紙でした。

（わ。時代を感じますね！）

人見知りで口下手な彼は、文章ではうまく思いや気持ちを
伝えられるのです。

あと、歌。

彼は、作詞作曲をして歌を歌うストリートミュージシャンでもありました。
けして言葉の多くない彼が歌う歌には、
彼の思いがあふれていて、初めて彼の歌を聞いた私は
知らない間に、そのピュアな魂に涙が出たほどです。

彼は、人見知りの自分が、雑誌の編集者として
多くの人とのインタビューをうまくいかせるために
自分なりに秘策を編み出しました。

それが、本書に書かれている性格プロファイルです。

この本を、彼は、かつての自分のように、初対面が苦手な人、
人見知りで損をしている人たちに届けたくて書きました。
彼の思いがいっぱい詰まった本です。

でも、しょせん、無名の作家の書いた本は、
本屋さんに置かれるのは2週間ほど。

その後は、永遠に書店から消えてしまう運命がほとんどです。

毎日200冊のビジネス書が出版されるご時世で、
彼ができることといえば、Amazonキャンペーンを行い、
多くの方に知っていただくこと。

また1位を取ることで、1日でも長く書店に置いてもらいたい、
という純粋な思いから、今回のキャンペーンを決断しました。

そのために、
まずは、
応援隊を募集したところ、当初の予定した人数を超える応募が集まってしまい、
こんな事態に。。　↓

http://ameblo.jp/writer-yama/entry-10775540444.h

私も、「応援隊」から、「応援し隊」　になってました。

そして、こんな動画も登場しました（笑）

http://ameblo.jp/writer-yama/entry-10785288583.h

この動画がまた、おもしろい。

http://katteni.main.jp/news_list/1211/

この本の特徴である、「１２のタイプの性格プロファイルに分類」したことも

彼らに掛かれば、

やっぱ　１２なんですか～

そこで　６４っていわれても　ピンとこない。。。

ウケた。

とぼけた顔してるのが、また味がある。

そして、いろんな人たちが、

「イチローともジャイアンとも初対面ですぐに仲良くなれる本」

をネットで紹介し始めました。

ツイッター、ブログ、フェイスブック、それぞれが思い思いのソーシャルメディアを

駆使したり、口コミしたりして、彼を応援していきました。

そうしていくうちに、アマゾンキャンペーンの日が、いよいよ近づいてきました。

アマゾンキャンペーンは、2/9 と　2/10 の　2日間。

無名の新人である著者にとっては、この2日が勝負です。

「ダンナは本を出すのが夢で、この日のためにずっと頑張ってきたので
なんとかAmazonランキング、10位以内に入れたら・・・！」と
妻も願っていたものの、

　2/9 の　15:00 の　時点では、総合ランキング133位。

残りは、あと1日。

ここから、10位以内は、　1日じゃ無理でしょ。

誰もが、そう思ったと、思います。

でも、最後まで、あきらめちゃいけない。

そして、

２/10 22時10分　　キャンペーン終了　約2時間前です。

気分は1位。感謝の1日。
http://ameblo.jp/up-links/entry-10796767846.html

私は、自分のお客様や友人が、Amazonキャンペーンをするのを
表からも裏からも見ていて、生易しい世界ではないのを知っていたし、
今更、Amazonキャンペーンなんてやる意味ないんじゃないの？
無名な拓ちゃんがやっても、30位くらいで終わって恥をかくんじゃないの？
と反対していたんです。（なんかひどい嫁ですね～）

身内でさえも、無謀だと思っていた、このキャンペーン

でも、なぜ、そこまでして、キャンペーンをやるのか？

そんな問いかけに、彼は、

「無名な俺だからこそ、こういうネットのキャンペーンでも
やらなくちゃ、あっという間に本屋から自分の本が消えてしまって
読んでもらいたい人に届けることはできないんだよ！！」

と彼は熱く語り、私はしぶしぶキャンペーンをやることを了承し、
キャンペーンページを作りました。

そして、昨日から始まったキャンペーン。

ものすごく低いところからのスタートです。

（総合9万3954位からのスタートです。低すぎでしょ）

でも、今日の午前中から、ぐんぐん順位が上がり、
10位に入ったときには、自分の目を疑いました。

それと同時に、私と彼の携帯は鳴りっぱなし、
メールの着信しっぱなし。

何かと思ったら、たくさんの方からの応援メッセージだったんです。

現在、順位は総合6位。
でも、気分はもうとっくに1位です。