こんにちは!エクセルぱんだです!
Excel操作について、どこまでできたら初級者レベル?中級者レベル?というお話をしてきました。
中級者レベルまで到達しているだけでも、大分お仕事の範囲が変わってきますが、上級者だったらどうなるのでしょうか?
【集計表等の雛型作成】
たとえば、シートに氏名を入力すると、別シートに入力してあったテストの点数の結果が表示されたり、点数の結果をもとにAクラスなど表示されるような、シート自体の雛型を作成できるようになると、会議等の資料作成に役立ちます。
この後に紹介するマクロを組めなくても、関数である程度は作成できます。
逆に、マクロが組めない人の方が多いので、関数を使って雛型作成できる方が重宝がられます。
現に、勤務先でマクロを組めば自動化できそうなものがあったのですが「他にマクロがわかる人がいなくてメンテナンスができないから…」と言われたことがあります。
会社によっては、ガンガンマクロ組んで自動化させたい!というところもあるので、需要にバラツキはあります。
【マクロの記録】
マクロの記録というのは、複数の計算や操作などを、ボタン1つ押すだけで実行できるように、覚えさせることができるものです。
ただし、条件分岐(もしAの場合は「○」、Bの場合は「×」とするなど)や、繰り返しの動作を行うことができません。
なので、繰り返しの動作なら、その都度ボタンを押す必要があります。
【Excel VBA】
マクロに記録させる時、実はVBAというプログラム言語に置き換えて記録しています。
直接VBAというプログラム言語を手で打ち込んで、複雑な操作を実行させることができるのです。
ここまでできたら、かなりの上級者です。
開発側へまわる可能性も出てきます。
ですが、営業事務などデータ集計したものをもとに、売上管理などをするような部署などでは、雛型作成あたりまではできた方がよいでしょう。
会社側で求めるものに沿った雛型をいちから作成することができると、重宝がられます。
また、ここまでのExcelスキルが身についた頃には、他の人が作成したExcelファイルを見て、どこがおかしいのかわかるようになっているでしょう。
時には、関数を入れてあるセルに上書きしてしまったものを、修正することを求められます。
関数を入れて自動で値を引っ張ってくるようになっていると、知らない・気付かない人もいるわけです。
私自身も、他の部署とも共有しているExcelファイルのメンテナンスをよくしてました(苦笑)。