こんにちは!エクセルぱんだです!
昨日は、Excelの主な機能のひとつ、ワープロ機能についてご紹介しました。
VBAを記述できると、複雑な操作もボタン1つで自動化させることができます。
Excelの主な機能とは…以下の5つです。
・表計算機能
・データベース機能
・グラフ作成機能
・ワープロ機能
・マクロ機能
【マクロ機能】
繰り返して使う操作や複雑な操作を、あらかじめExcelに登録し、実行ボタンを1回クリックするだけで、登録した操作を実行することができます。
マクロ機能を使うことで、作業を自動化させることができるのです。
ちなみに、マクロ機能はExcel以外にもあります。
実は、AccessやPowerPoint、Wordにもマクロ機能があるのです。
(とはいえ、ExcelやAccess以外でマクロ機能を使うことは、ほぼありません)
なので、マクロの画面はすぐ使うところになかったりします。
たとえば、
・顧客リストに新規の顧客を登録
・顧客ごとのシートを追加する
・追加したシートの名前を新規の顧客の名前に変更する
・追加したシートに、顧客リストに追加した情報を転記する
この一連の操作は、手動でもできるけれど、入力間違いしちゃったとか、転記漏れがあった、なんてことも起こり得ます。
その手間がかかる操作を、「マクロの記録」で記録させるのです。
一度記録させると、「マクロの実行」で同じ操作を行うことができます。
でも、なぜそんなことができるのでしょうか?
たとえば『A1のセルを選択して、セルに「2019」と入力する』という操作も、裏でプログラミング言語で記述されています。
ExcelをはじめとするMicrosoft Officeのアプリケーションは「VBA(Visual Basic for Applications)」というプログラミング言語で動いてます。
恐らく、皆様この画面は見たことがないと思います。
こちらの画面が、VBAを記述する時に使用するエディタです。
「alt」+「F11」で立ち上げることができます。
マクロの記録では、繰り返しや条件分岐を記録させることができません。
ですが、この画面で直接VBAを記述することができるのです。
この画面の右側に記述されているのが、先程の例に挙げた『A1のセルを選択して、セルに「2019」と入力する』という動作をさせるプログラミングです。
VBAを記述できると、複雑な操作もボタン1つで自動化させることができます。
ところが、VBAまで理解している人は少ない…そのため、メンテナンスが必要な時に直せる人がいないからと、実務で使わせてもらえないこともあります。
ですが…VBAの記述ができると、時給単価は上がります。
実行したいことを、順番に書くだけなので、文章が書ける人なら、しっかり学べばパソコン音痴でもできるようになります!
プログラミングってことで、最初から身構えて挫折してしまう人もいるのですが、あ、要は作文だ!ということに気付くと、するっと理解しやすくなります。
なんでそう言い切れるか?というと、同じくパソコン音痴・数学大の苦手だった私でも、ある程度わかるようになったからです。
ただ、マクロ機能は、ある程度Excelの操作が理解できてから学ぶことをおすすめします。
なぜなら、そもそもExcelで何ができるか理解していないと、マクロ機能で対応できるか判断できないからです。
今の段階では、マクロという機能もあるんだな、くらいで大丈夫です。
いつか、マクロ機能が必要になるくらいExcel操作が上達するまでは、頭の片隅に置いといてください。
これで、Excelの主な機能についての説明は終了です。
次回からは、少しずつExcelの操作に関することについてご紹介します。







