我が家のクレジットカードは1枚。
イオンカードだけです。
《スッキリ家計簿》で初めてイオンカードの「未払い残高」を管理しようとしたとき、年始の開始残高をどう計算すればいいのかわからず、とても苦労しました。
現金や通帳なら「前年12月31日時点の残高」をそのまま入力すればいいのですが、カードはそうはいきません。
サイクルがあるからです。
でも、今なら、きちんと説明できます。
わかってしまえば、意外とシンプルなんですよ
クレジットカード:
未払い残高をどうやって出す?私の試行錯誤と答え
イオンカードの基本サイクル
イオンカードの基本サイクルを図にしてみました。
※金融機関の休業日は無視
- 毎月10日締め(前月11日~当月10日の利用金額が集計される)
- 翌月2日引き落とし(金融機関の休業日により変更あり)
このサイクルを把握すると、「どの利用分を年始の未払い残高に含めるか」が見えてきます。
2025年の開始残高はこう計算する
例えば、イオンカードの2025年の開始残高(未払い残高)を出したい場合は、以下のカレンダーで塗りつぶした期間の利用金額を集計します。
- 2024年12月10日締め → 2025年1月6日引き落とし分
この請求金額は、12月31日時点でまだ引き落とされていないので、全額を未払い残高に含める
- 2025年1月10日締め → 2025年2月3日引き落とし分
この中の「2024年12月11日~12月31日利用分」だけを取り出して未払い残高に含める
つまり、年末時点で未払いのものを拾っていくのがポイントです。
昔はとにかく苦労していた
最初のころは、このサイクルがよくわからず、引き落とし日にまとめて入力していました。
でも、1か月分のカード利用金額が引き落とし日に集中してしまうので、ずっと違和感を覚えていたんですよね。
2015年の家計簿フォルダを開いてみたら、未払い残高をなんとか把握しようとしていた苦労の跡が、しっかり残っていました。
- 「引き落とし明細2015.xlsx」で一覧表を作ってみたり
- さらに「カード残高合わせ.xlsx」を作って計算してみたり
ここまででなんとか未払い残高が把握できたのでしょう
- 年始からつけていた家計簿(sukkiri_kakeibo_2015.xlsx)を10月12日で終了
- 10月からの新しい家計簿(sukkiri_1510_2015.xlsx)を作成
と続いたようです。
正直、「引き落とし明細」や「カード残高合わせ」のファイルを開いて見返してみても、何をどうしようとしていたのか全然わかりません
でも、開始残高は、いちど把握してしまえばOK。
あとは、毎月、請求金額と、カード締め日の家計簿のカード残高を合わせていけば、12月31日の未払い金額は自動的に合うようになるからです。
ただし、この金額が確定するのは1月に請求書(12/11-1/10利用分)が届いて、家計簿と合っていることが確認できてからです。
だんだん整ってきた家計簿
その後は少しずつ進化してきたようです。
- 2017年:カードで支払った日に入力するようになった
- 2020年:引き落としに備えて「取り分け」を記録するようになった
過去の家計簿を久しぶりに開いてみたら、思っていたよりも、今の方法になったのはけっこう最近のことだったのだと気がつきました。
もっと長いこと続けてきたと思っていたのですが、意外と歴史は浅かったようです