お金はどう動いた?売上の仕訳〈キャッシュレス〉




家計簿感覚で!売上の仕訳」という記事で、現金売上と、掛け売り(売掛金)の仕訳をご紹介しました。



今回は、掛け売りの仕訳のうち、キャッシュレス決済の場合で、お金がどう動くのかを見てみたいと思います。





 

  お金はどう動いた?売上の仕訳〈キャッシュレス〉

 


「キャッシュレス決済」の売上では、「売掛金」という勘定科目にお金が入ります。



お金は外から入ってきたので、移動元の勘定科目はありません。



その代わり「売上」という勘定科目に計上されます。



キャッシュレス決済売上のお金の動き

この時の売掛金は、キャッシュレス決済事業者の売掛金です。




これを仕訳帳であらわすと、左が売掛金、右が売上になります。

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キャッシュレス決済売上の仕訳




キャッシュレス決済の売上では、「売掛金」という勘定科目のお金が増えます。

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「売掛金」という勘定科目のお金が増える

この時の売掛金は、キャッシュレス決済事業者の売掛金です。




売上に計上した金額は、現金か売掛金かにかかわらず、すべて売上として集計されます。

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売上の集計結果(キャッシュレス決済売上)




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