家計簿感覚で!売上の仕訳




「複式簿記の基礎」という言葉で検索すると、必ず「借方」と「貸方」という単語が登場します。



そして、「1つの取引を原因と結果の2つの面から記録する方法」というような説明がされています。



せっかく複式簿記に興味を持って、基礎を調べようとしたのに、難しすぎて「うっ」ってなりますよね…。



パソコンの前で頭を抱える



でもね、仕訳自体の理屈はそんなに難しくないと、私は思うのです。



家計簿っぽい言葉に置き換えればね😊



今回は、「売上」の仕訳について、家計簿的に考えてみたいと思います。





 

  現金売上の仕訳

 


下の表の上半分は仕訳帳、下半分が家計簿風に書き換えたものです。


現金売上の仕訳(家計簿風)



仕訳帳だと、「借方」「貸方」という2つの単語が、違う意味なのに、見た目や発音が似ていて、どちらがどちらだかわかりにくいですよね。



でも、家計簿のように言い換えると、



売上の場合は、左が「入ってきたお金」、右が「計上する項目」



このように、家計簿で使うような言葉に置き換えると、イメージしやすいのではないでしょうか。




 

  掛け売り(売掛金)の仕訳

 


掛け売り(売掛金)の場合も、同じように書き換えることができます。


掛け売りの仕訳(家計簿風)



現金売上と違うところは、入ってきたお金を、実際にはまだ受け取っていないこと。



だから、掛け売り(売掛金)の仕訳は、まだ終わっていません。



実際に受け取った日付で、また別の仕訳をすることになります。




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 お金はどう動いた?売上の仕訳〈現金売上〉