LONESOME TOWN | 人生の旅路

人生の旅路

僅か伍十年、構築される人世




湘南といえば、もはや誰もが思い浮かべるであろう


既に、お馴染みの小林屋。



平塚発、神奈川県内に10店舗を構える


味噌専門店である。













味噌ラーメン550円は、財布に優しい庶民派価格。



前回の消費税増税前は、500円だったが


それでも安い。



小林屋の名を一躍有名にしたのは、


分厚いチャーシューの存在感。













1枚あたりの重量は、80gという


スタンダードな味噌ラーメンでも


チャーシュー麺クラスの食べ応えがある。




四ノ宮店よりも、中原店のほうが


具のネギの量が多い。


















迎えた、FRIDOG当日。




湘南新宿ラインのグリーン車に乗り込んだ私は、


昼食のドッグを食しながら、一路東京へと向かう。




池袋で山手線に乗り換えた後、


あえて大塚を通り過ぎ、巣鴨駅で下車し


地蔵通り商店街を散策。




この日が4の付く日でなくて良かった。






随分と久しぶりにマルジで赤パンを購入し、

徒歩で南大塚へと急ぐ。





住み慣れた町を離れ、上京した当時



豊島区内を転々とし、その後中板に移り住んだ。



懐かしい青春、記憶の欠片。



過ぎ行く都電に、よみがえる想い出たち。



















もう10年は生きたいと、話していたあの人より


治らないなら死んだほうがまし、と言い放った


あなたの方が、少し長く生きてくれたから


その分、一緒に過ごす事が出来た。







時の流れと共に変わり行く風景と



いつまでも変わらず在り続けるもの。






いつの間にか...



忙しい日々に追われ、時間に追い越され




唯一、私を理解してくれた君さえも失った世界で



私の望みは一体何処へ向かうのだろう。




















出番を終え、緊張を解かれた私は




イカしたおつまみを頬張り、




ウーロン割りを片手にイベント観覧。


















『世に生を得るは事を成すにあり』







個性溢れる出演者の面々。



それぞれの方向性は違えど、



同じ夢に向かい、高き志を立て



懸命に自己表現する、同志達。



















運命は決められている、と考えるより



自分の運命は自分で変えられると



考えたほうが、前向きに生きられる。





幸福は与えられるものではなく、



自分で掴むもの。







選択権は全て、自分にある。







本番のステージで感じ得たもの、



上手く伝えられなかった事を振り返り



その経験を糧に、我々は切磋琢磨し



またここへ戻って来るのだろう。