すべての会社がネット企業になる | 藤村正宏のエクスマブログ

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テクノロジーの進歩は激しいスピードで進んでいます。
それは誰も否定しようがない事実です。
さらに進化のスピードを速めているといってもいい。
それは単にメディアを「紙」から「デジタル」に置き換えるだけでなく、人間関係も会社の経営も、一変させます。
現在進行中のこの激変はこれからさらに激しく、大きくなるのは間違いありません。


砂時計
もう、のんびりとした時代は来ない



あなた最近新聞読みました?
新しい雑誌買いました?
ボクはこのひと月くらい、新聞はほとんど読んでいません。
だって、ニュースは登録している、いくつかのニュースサイトが一番早く知ることができるし、ニュースの解説もウェブメディアのほうが、日経新聞より詳しく書いてある。
昔は・・・っていっても5年くらい前はたくさん雑誌を買っていました。
でも、今年に入ってから、一回も買っていません。
というか最後に買った雑誌は、昨年10月、F1日本グランプリの頃購入したF1の雑誌です。
こんな状況になっている。
新聞や雑誌は紙である必然性がほとんど見当たりません。


これから新聞はかなり苦戦すると思います。
どんどん購読数が減っている。
新聞を読まなくなってきているということです。
新聞社はそういう現状に、少しは危機感をもっているのか、小学生に新聞を読ませる授業させたりしています。
でも、そんなことしたってムダです。
絶対に、新聞の購読率が向上することはないでしょう。
和服を着る人が少なくなってきたから、呉服屋さんが小学校の授業に着物の着付けを教えるようなものです。
ま、昔は新聞というメディアがあったんだという歴史の授業だったらいいですけどね。
将来のある小学生に、新聞を読ませるより、Googleで検索する技術やSNSでの作法などを教えたほうが、役立つと思う。


紙の新聞離れはこれからも加速していくでしょう。
だって、ほとんどのニュースはスマホで知ることができる。
スマホやネットに慣れた人たちは、媒体をまるごと読むという習慣もなくなっています。
流れてくるニュースをつまみ食いするように読む。
ね、こう考えてみると、新聞の将来は暗いと言うほかありません。


紙とデジタルが入れ替わりつつあります。
紙のメディアが主役の座から引きずり降ろされ、今まで脇役だったデジタルが主役になるということ。
この流れは誰も止めることができません。
そしてこれは何も、新聞や雑誌などのメディア業界だけではないのです。
一般の企業も、今、真剣に考えなければならない。
「紙を中心に据え、デジタルはおまけとして取り組む」というのは、もはや古くさい考え方になった。


「デジタルが起点となり、販促やイベントのシナリオを考える」


どんな企業も店も、個人の価値で仕事をしている士業の人や個人事業主はなおさら、デジタル起点の考え方に移行していかなければ、過去の遺物になってしまう。
デジタルの世界で大切なのは、コンテンツの質だけではありません。
テクノロジーの知識や創造性。
すぐに行動して、修正していくスピード感。
ウェブサイトやブログの使いやすさ。
しかしけっこう多くの経営者、ビジネスリーダー、おそろしいほど、最先端の動きに無知です。


これからは、すべての会社が、ネット企業になる覚悟をもつこと。
そうしなきゃ、大きなビジネスチャンスを逃したり、知らず知らずのうちに、お客をライバルに獲られてしまう。
そういうことが起きるのです。
だから、覚悟を決めて始めましょう。
覚悟を決めたら、カンタンですから。