おはようございます。
今日はカメラのキタムラさんのお仕事です。
がんばります。
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この年になると、いやでも本気のことを言っちまいますよ。
嘘をつくなんて、とてもめんどうくさくて。
カミュ<フランスの作家>
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20世紀フランスを代表する作家、アルベール・カミュ。
ノーベル文学賞受賞しています。
これは名作『ペスト』の中のセリフ。
先日ふと、銀行に行った帰りに成城学園の駅の上にある三省堂書店に寄りました。
なにげなく並んでいる本を見ているうちに、ふと、カミュの『異邦人』が読みたくなった。
そしてふと、新潮文庫の『異邦人』を買ってしまった。
もう3冊くらいは家にあるのに、ふと衝動買い。
「ふと」の力は偉大だ・・・
- 異邦人 (新潮文庫)/新潮社
- Amazon
相変わらずカミュは格好よかった。
大学生の頃にけっこうたくさん読んだのですが、カミュの中では『異邦人』が最高です。
まず、短くて読みやすい。
映像が浮かんできます。
映像的な小説ですけど、人間の本質に迫るような内容。
いいです・・・。
さてさて、今日紹介した言葉は、『異邦人』ではなく、やっぱり傑作といわれている『ペスト』の中の言葉。
深いです。
実際、歳をとると嘘をつくのがめんどうくさくなります。
嘘をつくというのは、かなりエネルギーのいることです。
ボクもこの歳になると、若いころのエネルギーはありません。
嘘をついて、ムダなエネルギーを使うのなら、嘘はつかないほうがいい。
そういう行動になりがちなんですね。
でも、これはソーシャルメディア時代にはいいことですよね。
ソーシャルメディアが発達したことで、人は嘘をつきにくくなった。
というか、FacebookやTwitterやYouTube上で、本当の自分ではない自分を作っていると、いずれ破綻してしまいます。
疲れてしまうってこと。
それだったら、すべて自然体で、素直に自分らしさを出していればいい。
それが気にくわないのなら、関わらなくてもいい。
そういうほうが、よりよいソーシャルメディアライフになります。
あなたはあなたらしさを、自然に出せばいいのです。
無理してちがう自分を作らないようにね。
今日もあなたらしい笑顔がたくさんあるといいね。
素敵な週末を!
Great Day!and Smile!