サン・テグジュペリの言葉 マイナスのデザインについて | 藤村正宏のエクスマブログ

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■サン・テグジュペリの言葉 マイナスのデザインについて


おはようございます。
昨日は遅く帰ってきました。


今日は東京で用事を済ませ、午後からまた出張です。
仙台に行きます。


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デザイナーが自分の作品を完璧だと思うのは、付け加えるものが何もなくなったときではない。
取り去るものが何もなくなったときだ。

サン・テグジュペリ
<20世紀前半フランスの作家>

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◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-夜間飛行
あのゲランの香水の名前にもなった小説
使命まっとうする孤高の精神に
憧憬にも似た感情にとらわれた記憶がある



『星の王子さま』
『夜間飛行』

『人間の土地』


などの作品で有名な、サン・テグジュペリのデザインに言及した言葉です。


ボクも昔は、さまざまなものをデザインしてきました。


 空間デザイン
 店舗デザイン
 展示デザイン
 ディスプレイデザイン
 パッケージデザイン
 グラフィックデザイン


デザインをするときの考え方に「マイナスのデザイン」という考え方がある。


これはどういうことかというと「マイナスの美学」。
デザインするときに、要素を加えて飾っていくのではなく、要素をそぎ落としてデザインしていくやりかた。
足し算で装飾していく方法と引き算でデザインしていく方法。


ある時に気がついたことがある。


あ、これは「利休」と「秀吉」のちがいだ、って。


秀吉が黄金の茶室を造ったのは「足し算」。
利休の侘びは「引き算」。


日本の美学には、このマイナスしていく考え方が存在している。
わびさびの文脈。


要素を削って削って、本質だけを浮き彫りににする。
そういう考え方です。


これはうまくいけば、とてもインパクトのある素晴らしいデザインになります。
でも・・・なかなかむずかしいのも事実。


マーケティングも、そういうマーケティングのデザインができたら、理想なのかもしれませんね。


今日もあなたが、笑顔になれる時が、たくさんあればいいね。


Good Day! 
Don’t Forget Your Smile !