いつも言っていることですが「売上をあげたかったら、集客したかったら、販促しなければならない」ということ。
不景気だから、広告費や販促費を削減するという企業は、生き残れない企業。
そういうこと。
今まで販促になんとなくお金を使っていたのなら、これからはちゃんと測定しなければいけません。
いま、企業広告が減って、広告代理店が大変だ、と言っていますよね?
ボクに言わせれば、これまで企業は何をやっていたの? という感じです。
儲かっていたから、お金を使いたかったのでしょうか?
税金を払うのがイヤだから、広告でも打っておけ、という感じだったのでしょうか?
だいたい、今までのようにマスで大量の情報を不特定多数に流す時代は終わったのです。
世の中が変わったのですから。
広告の意味も変わってきたということです。
これからの時代は、効果のある宣伝広告をしていかなければいけません。
もっと売上を上げたかったら、集客したかったら、このセミナーで勉強しましょう。
ま、販促物もホームページもソーシャルメディアも、基本的に皆と同じことをやっていてはダメだってことです。
個性がないといえば、温泉旅館のホームページって、みんな似たようなホームページだと思いませんか?
どうしてなんでしょうね。
イメージだけの「フラッシュ(動画)」を使って部屋と料理と風呂を見せている。
カニとエビと伊勢海老の写真では、他の施設との、ちがいがわからないんですよ。
きれいな部屋の写真。
露天風呂や温泉のきれいに撮った写真。
エビやカニやステーキの料理アップ写真。
まったく個性がありません。
だいたい、温泉旅館って、おもてなしがコンセプトだと思うんですけど、人かまったく出ていない。
おもてなしって、人がするんじゃないんですか?
それなのに、まったく人気(ひとけ)がないホームページが多い。
個性のない、ちょっとすましたホームページだけ・・・
こんなんじゃ、その旅館を選ぶ理由がよくわからないじゃん。
そんなホテルは選んでもらえません。
みんな横並びで、画一化していて、微差しかわからない。
画一化したマス的な旅館が、選ばれるわけがないのです。
そういうところは、旅行会社が送ってくれる、団体客を相手にしていくしかないのでしょう。
それはそれで、いいと思いますよ。
だってそういう旅館もなかったら困りますから。
でも団体の送客に頼っていたら、苦労します。
どんどんその種類のお客さまは減少していきます。
減少しなくても、客単価は安くなっていく。
その旅館が目的で来たお客さまじゃないから、クレームも増える。
やっている仕事は変わらないのに、労力は増える。
旅行会社に営業にいくしか売る方法を知らない。
そういう旅館はたいへんです。
このブログを読んでいる宿泊関係の人は、勉強しているから、そんなことはないでしょう。
さまざまな手法やさまざまなツールを使って、お客さまとの「関係性」を紡ぎだしていることでしょう。
時代が大きくカーブしています。
本当の意味で、観光ホテルや旅館の真価が問われる時代になっていくのだと思う。
今のうちに勉強しつくすくらい勉強することです。
そして、行動すること。
応援しています。