江戸時代の広告「引札」 | 藤村正宏のエクスマブログ

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おはようございます。今日から名古屋方面に出張です。

さてさて、以前書いた、

『世界で初めての広告物』 のつづきです。



◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-引札
和菓子屋の引札


江戸時代の日本では、木版刷りでのチラシの作成が印刷方法でした。
この方法で印刷された広告は「引札(ひきふだ)」と言われ、街頭などで配られるものでした。


引札の中にはカラーで印刷されたものもあり、美術作品としても完成度の高いものもあった。

ほかに、やはり同じ方法で印刷された「錦絵」や「すごろく」なども、広告として利用されました。


◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-双六
双六も広告だった



「錦絵」というのは、当時人気のあった歌舞伎役者を絵柄にしたもので、今でいうアイドルポスターみたいなもの。
百貨店、三越の前身である「越後屋」では、1683年に引札を60万枚くらい配布したという記録があり、このときは効果測定までしているのです。

昔はちゃんと「効果測定」していたんですね。
見習ったほうがいいと思う。

ではでは、今日も一日、がんばろうね。

Good Day! 
Don’t Forget Your Smile !