美容室の青空カット 場所というキーワードで価値を高める:3 | 藤村正宏のエクスマブログ

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ネットショップには提供できない価値。

それはリアルの店舗空間や接客などの人と人とのふれあうサービスです。

本当にちょっとしたことで、商品やサービスを提供する環境の価値を高めることができるのです。

たとえば、ボクの知り合いの美容室の事例。

「青空カット」

青空カットって何かというと、屋外で髪をカットするサービスです。
本村穂蓉さんというカリスマ美容師がいます。
東京の表参道の美容室のアーティストです。

以前もブログで紹介しましたね。
彼もエクスマ実践塾の塾生です。

<本村さんのブログ>


◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-青空カット
本村穂蓉さん


ある日、少し元気のないお客さまがいた。
いつも通ってきてくれるOLさんなんですけど、様子が疲れているみたいだったんです。
その日は天気もよくて、さわやかな日でした。
本村さんはとっさに「外で切りましょうか?」と言って、店の前の庭で髪をカットしたんです。
この店の前は、ちょっとした庭になっています。
お花がきれいに咲いて、ベンチなんかもあり、きれいなんです。



◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-青空カット
青空カットはヒットした

天気もいい

きもちのいい季節

そのお客さまは、大感激したそうです。

そのとき「青空カット」が生まれたんですね。

青空カット、これは全然違う価値になるそうです。
とってもお客さまの反応がいいんですね。
一度体験したお客さまから

「また庭でカットしてもらいたいんですけど」

って電話がかかってくるです。


同じサービスでも、環境で価値が変わってくるわけです。

ソーシャルメディアがこれだけ普及して、リアルに会わなくても関係性が深くなれる時代です。

そんな時代には、リアルの価値が高まります。

それを意図することです。

でも、リアルだけだと、十分ではありません。

ブログやFacebook、Twitter、Instagramなどを駆使して、お客さまとの関係性をしっかりと構築することで、リアルの価値は圧倒的に高まるのです。