ネットショップには提供できない価値。
それはリアルの店舗空間や接客などの人と人とのふれあうサービスです。
本当にちょっとしたことで、商品やサービスを提供する環境の価値を高めることができるのです。
たとえば、ボクの知り合いの美容室の事例。
「青空カット」
青空カットって何かというと、屋外で髪をカットするサービスです。
本村穂蓉さんというカリスマ美容師がいます。
東京の表参道の美容室のアーティストです。
以前もブログで紹介しましたね。
彼もエクスマ実践塾の塾生です。
ある日、少し元気のないお客さまがいた。
いつも通ってきてくれるOLさんなんですけど、様子が疲れているみたいだったんです。
その日は天気もよくて、さわやかな日でした。
本村さんはとっさに「外で切りましょうか?」と言って、店の前の庭で髪をカットしたんです。
この店の前は、ちょっとした庭になっています。
お花がきれいに咲いて、ベンチなんかもあり、きれいなんです。
天気もいい
きもちのいい季節
そのお客さまは、大感激したそうです。
そのとき「青空カット」が生まれたんですね。
青空カット、これは全然違う価値になるそうです。
とってもお客さまの反応がいいんですね。
一度体験したお客さまから
「また庭でカットしてもらいたいんですけど」
って電話がかかってくるです。
同じサービスでも、環境で価値が変わってくるわけです。
ソーシャルメディアがこれだけ普及して、リアルに会わなくても関係性が深くなれる時代です。
そんな時代には、リアルの価値が高まります。
それを意図することです。
でも、リアルだけだと、十分ではありません。
ブログやFacebook、Twitter、Instagramなどを駆使して、お客さまとの関係性をしっかりと構築することで、リアルの価値は圧倒的に高まるのです。