「海外に売るなんて、大手の話でしょう」
そう思っている通販事業者の方にこそ、今日は知ってほしいニュースがあります。
2026年7月2日、日本郵便が越境EC向けの新しい配送サービスを発表しました。
▍日本郵便株式会社は、2026年8月3日(月)から、
UGX(ゆうグローバルエクスプレス)のオプションサービスとして、
「UGXプライム」の提供を開始するとともに、
「UGX越境EC配送サービス」の取扱国・地域を拡大します。
出典:日本郵便株式会社/「UGX プライム」の提供開始および
「UGX越境EC配送サービス」の取扱国・地域の拡大(2026年7月2日発表)
ポイントは2つあります。
1つ目は、EMSと同等以上の速さの「UGXプライム」が、全国の郵便局から発送できることです。
▍全国の郵便局での差し出しや集荷に対応し、
燃料割増金が追加でかからない明瞭な運賃設定としています。
出典:日本郵便株式会社/同プレスリリース
これまで地方の事業者には、集荷エリアの制限や
運賃の分かりにくさという壁がありました。
その壁が、いつもの郵便局から発送できる形で下がるのです。
2つ目は、越境EC事業者向けの特約運賃サービスが欧州に広がることです。
▍取扱国(宛て地)を、これまでの北米に加え、
英国・オランダ・ドイツ・フランス・ベルギーの5か国へ拡大します。
出典:日本郵便株式会社/同プレスリリース
このサービスはEMSよりお得な運賃水準で
(一部の宛て地・重量帯を除く)、関税は購入者が払わない「元払い」です。
海外のお客様が「あとから関税を請求された」と嫌な思いをしない仕組みになっています。
置き配にも対応しているので、受け取りの手間も減ります。
配送の壁が下がった今、次に問われるのは「海外のお客様をどう集めるか」です。
まずは、過去に海外から問い合わせがなかったか、振り返ってみてください。
SNSに海外のフォロワーがいないかも確認してみましょう。
そして、自社の主力商品の重量を量って、公表運賃と照らし合わせてみてください。
売る前に、届く値段と届く相手を確かめる。
この小さな一歩が、海外への販路づくりの始まりです。
地域の特産品や、こだわりの一品を持つ小さな通販にこそ、
チャンスのある発表だと感じています。
