有事の際に生き残るためのミニマム通信販売では、
アイデアを企画にして仕組み化することが大切です。
これからはより顧客との近い位置で、
デジタルとリアルの融合を図りながら
通販ビジネスを展開する時代です。
口コミや「いいね!」がより重視され、
実際に体験することの価値が高まる時代になっていくでしょう。
実際に、エシカル消費(倫理的消費。消費者が社会的課題の解決や、
社会課題に取り組む事業者の応援といったことを考慮して消費を行うこと)
が拡大しています。
「コト付きモノ」を購買し、その購買体験を
次の購買につなげるのが、現代の消費者の新しい価値観といえます。
体験型の消費が増えることによって、
新しい価値観だけではなく働き方も変化しています。
娯楽にも変化が生まれるでしょう。
お笑いライブやコンサートなどをオンラインで
初めて観賞した消費者が、「次はリアルの会場で見よう」と
行動に移すことも予想できます。
都内にある3Dスキャナーを活用した
オーダーメイドジーンズ店では、
顧客体験型の販売手法を導入したことにより、
コストを削減させ、オーダーメイドジーンズを
1万5千円で提供できるようになりました。
消費者にとっては、これまで敷居の高かった
オーダーメイドという価値を、より身近に体験できるようになりました。
ミニマム通販に取り組む上で、時代の流れや
若年層の消費スタイルに合わせた最新テクノロジーの活用は
見逃すことはできません。
常にアンテナを張り、新しい情報を
キャッチアップしておく必要があります。
例えば2024年以降、鍵になるキーワード
としては以下のようなものがあります。
# バズ商品
# 個人的が生む
#「壁」を超える&壊す
#「逆」を行く
#「既存」を最高に活かす
# 好奇心ファースト
他にも物販や通販と言った「モノ」がある場合には、
手にした感情面にフォーカスした、
・ご自愛
・家族と楽しむ
・ミニマリストへ
・気持ちがアガる
・光る職人技
・つくり手に共感
・地域を応援
・サスティナブル
・エコロジー
・アイデアに脱帽
・ライフハック
・自慢したい
・差をつける
・うちの子が喜ぶ(ペット系)
といったキーワードを意識して
商品設計をしてみるのもいいでしょう。
従来の売れ筋の商品に固執しない、
1人をスーパーヒーローにしない文化こそ、
良い顧客体験(CX)を生み出します。