2023年もはや10日が経過します。
今年の目標を立てた方も多いと思います。
目標を立てたときにこの5つを意識すると
その目標が達成できます。
その5つとはSMARTの法則です。
SMARTの法則のSMARTとは、
次の5つの基準の頭文字を取って命名されたものです。
1.Specific(具体性)
2.Measurable(計量性)
3.Achievable(達成可能性)
4.Relevant(関連性)
5.Time-bound(期限)
です。
このルールを守って目標を立てることが、
実際の行動や成果へとつながります。
1.Specific:具体性
目標は具体性があるものにすべきです。
個人によって解釈が異なるようなあいまいな表現を避け、
誰もが共通して理解できることを心がけなくてはいけません。
例えば、売上を増やすというのはよくある目標ですが、
どのような手段で売上を増やすのかという方法が定まらず、
具体性に欠けます。
ここから一歩踏み込んで、
売上を増やすために必要なことを目標にすべきです。
具体性のある目標として
会員数を前年比30%増やす
客単価を1.5倍に上げる
リピート率を65%に上げる
などが挙げられます。
2.Measurable:計量性
計量性とは、数値で表すことができるという意味です。
経費をなるべく減らす
できる限り多くのアポイントを取る
のように個人によって解釈が異なる目標では、効果を期待できません。
会員数を増やすという目標を立てたのであれば、
次に必要なのは新規顧客数を1000人/月増やす
など、数値を盛り込みます。
具体的な数値を設定することにより、
目標達成率や施策の効果を検証できるようになります。
3.Achievable:達成可能性
目標は、努力や工夫によって達成できるものにすることも重要です。
例えば100,000人の新規顧客数を1週間で10万人にする
リピート率を常に80%にするのように、ほぼ達成不可能な現実離れした
目標はモチベーションを低下させてしまいます。
適切な達成可能性を考えることが目標設定のキーポイントです。
4.Relevant:関連性
関連性とは、目標を達成することで何が起こるかが
明確であるということです。
新規顧客数が増えることにより
認知度が高まるという結果が付いてきます。
反対に、達成しても業績につながらない
ビジネスにとってプラスにならない
誰からも評価されないは適切な目標とはいえません。
5.Time-bound:期限
目標には達成期限があることも重要です。
期限がないと緊張感がなくなり、
モチベーションが上がらず、今月は忙しいから来月から取り組めばよい
のようにダラダラと先延ばしになりかねません。
期限を設けることは、リミットまでに目標を
達成するためには何をすればよいのか
という計画を立てるためにも重要です。