EC事業者がOEMで商品を製造する場合の注意点について | 通販プロデューサー

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EC事業者がOEMで商品を
製造する場合のポイントは、
OEMメーカーとの上手な付き合い方になります。

 



本題へ

原価を下げるために行うべきこと
【結論】
OEMを下請け業者という考え方を捨てる
です。

商品企画から商品を製造するプロセスに
ついて少しお伝えいします。

商品企画から製造依頼をする際には
どんな商材でも必ず相見積もりを
取ることをおすすめします。

相見積もりとは、2社以上の見積依頼を
します。

商品原価の値下げは利益を出す
ための大切な要素の一つだからです。

依頼するOEMメーカーによって
製造工程や原料仕入れルートが異なります。

そのため商品原価が変わります。

価格の変動や調達スピード
などに必ず違いが生じます。

例えば化粧品の場合、
価格に影響が出やすいのが
バルク(商品の中身)と容器です。

特に容器は特許との絡みや国産のメーカーが数社
しかないので価格が高騰しています。

また、入手が難しい状況があります。

OEMメーカーでは難しいですが、
原料メーカーから確認すると
何にどのくらい費用がかかっているのか
を詳しく確認することも可能です。

健康食品の場合も化粧品と同じく
工程や仕入れルートによって

価格に影響がでる商材の一つですので
見極めが必要です。

そのためには、OEMメーカーの得意分野を
確認しておくことです。

OEMメーカーにより得意な
製法や素材があるためです。

得意分野のメーカーに依頼する
と原価を抑える可能性があります。

私がお勧めしているのは、
オリジナル原料を確定させてから
OEMを探す方法です。

どのような商材であっても、
共通して言える原価を下げる要素は
ロット数とマージンの手数料率です。

ロット数は、製造工程にもよります。
発注するロット数を増やすことで
原価を下げることが可能です。

しかし、OEMメーカーの原料の在庫
によるため、確認が必要です。

原料の支給という方法もあります。
手数料率はOEMメーカー側から
マージン率を引き出すことは困難です。

そのため、原材料屋さんから
当たりをつける方法があります。

これらの商売感覚を掴むためには
相見積もりを取ることをお勧めします。

よって、OEM=下請け扱いしないのが
重要です。

様々なD2C商品が誕生していくと同時に
OEMからODMメーカーの需要は
高まっていますので、オリジナル化を
考えて商品企画から設計してみてください。

ITを積極的に活用したスマートレストラン
soltを運営している株式会社ウェリコさんの

ビジネスモデルのように、製造委託から販売まで、
通販事業を一気通貫でサポートするサービス
が流行っています。

つまり現状OEMメーカーからシフトする
ことも可能です。

丁寧に対話を続けつつ、
押さえるべきところは押さえる付き合い方が、

ビジネスモデルにマッチした
商品を作る可能になります。