日米の歴史の違いが生んだDtoCモデル【通販ビジネスモデルの新しい世界】 | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

銀座の事務所にて

最近は動画撮影に力を入れているので
2本も動画関連での打ち合わせがありました。

Withコロナで新しい生活スタイルがスタートしています。
その中で、通販ビジネスも新しいモデルに変容しています。

そんなお話をしたいと思います。



本題へ

実は、このモデルは新しい生活様式で生まれたのではなく
既に5年前ぐらいからあります。

では、そのモデルをご紹介しますと、
メーカー通販です。

一般的にはDtoC
と言われています。

DtoCとは、Direct to Consumer
の略です。

 ECサイトにてメーカー直販で
販売をするビジネスモデルのことをDtoCといいます。

商品を企画製造し店舗で一切販売をせずに販売する方法です。

私の考えをお伝えします。

その理由は、総合通販からメーカー通販まで
勤務していたからわかっているからです。

DtoC=ECサイト+SNSを中心にしたUGCマーケティングで
世界観があるものです。

ECサイト中心で販売しているが最初の条件です。
広告以外のSNS中心のコミュニケーションがプラットフォームがある

つまり、事前に売れる土壌があり世界観がある状態です。

通販企業の商品はOEMが多いです。
右から仕入れて左に売る、といおうスタイルです。

よって、自社がメーカーであるケースは少ないです。

OEMのメリットは、企画開発スピードが速いです。
よって、市場への投入スピードも速いです。

一方で自社商品の場合、企画・開発と
製品化まで長い期間がかかります。

ですから、企画・開発の段階でいろいろな
お客様を巻き込むことが可能です。

ここが土壌と呼ばれている部分です。

よって、ソーシャルメディアの活用は
とても重要です。

ユーザーは実際に手元に届いた商品を試して
SNSにアップして、「いいね」をもらい
更に、友人にアドバイスをもらったりします。

広告費だけじゃない点が一番の違いです。

では、なぜDtoCが重要なのでしょうか。

EC市場は伸びており、ありとあらゆるものが
購入できるようになりました。

顧客が商品を選択する際に、
価格で競合することも多くなります。

ユーザー側のお客様にも商品の特徴を理解してもらい、
また価格以上の価値を理解して頂く究極系が
背景として生まれてきました。

よって、ビジネスモデルだけではなく、
顧客との関係性の信頼が重要であると感じています。
メーカー通販の場合は、
日本的な歴史を踏んでいくと
特有の成分や得意分野の研究を組み合わせていきます。

一方、海外(特にアメリカなど)の
スタイルを踏むと、
テクノロジー技術が必ず組み合わさっています。

両方(日本・アメリカ)とも独自の製品をつくり上げています。

それ自体はとても素晴らしく、
技術開発力のある日本の誇るべきビジネスモデルですし、

ITテクノロジーの凄さを売りにしているアメリカの誇るべき
ビジネスモデルと言えます。

よって、背景が違うので
どちらの方向に向かうのか、
によって変わってきます。

まとめると、
DtoCでは製品そのものではなく、
その先にある体験・コミュニケーションを
含めた世界観セールスがプロダクトに
なっています。


購入する過程から始まり、
購入後の体験、ソーシャルでのシェアも
すべてが共同に一緒に取り組むというのが
Withコロナ時代のDtoCになります。

この考え方は、いま通販ビジネスをする
上で大事にしないといけないことだと思っています。