効率化の先に遊びのネタが世界観になる【DtoCとネット通販の違い】 | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

自宅のリビングにて

花粉症で毎年苦しいのですが、
外出をなるべく控えているので
今年は気持ち的(?)にも楽かもです!

ZOOMやテレワークがどんどん加速して
デジタルの波が一気に強制的にきているので
私的には、嬉しいです。

 



本題へ


アフターコロナやコロナショックと
いうワードをよく耳にするようになって
きました。

しかも、物販や通販は日用品を中心に
売れています。

単にモノを仕入れて販売するだけでも
利益は出ますが、あり方がずれてくると
歪んだ転売屋さんが生まれてくるので
業界としても動向に注意が必要になって
きます。

一方、シャープさんが国の陽性を
受けてマスクを製造します。(15万枚/日)

あったら良いな?
から無くては死ぬ!
というレベルまでになって
いるとビジネスも飛躍的に伸びていきます。

成長するために、まず準備しなければならないのは、
「あったらいいな........というもの」
ではなく
「なくてはならない........もの」
である。
と『成功しなきゃ、おかしい「予測できる売上」をつくる技術』
監訳者・神田昌典さんも書籍の中で書かれています。

そんな中、定義が難しくなっているワードがあります。
それは、
通販=D2C(DtoC)
です。

ここ1~2年で頻繁に聞くようになった
DtoCというワードです。
通販(DtoC)と表記されている
場合もあるぐらいです。

今さら聞けないとも思いますので
かんたんに説明をさせて頂きますね。

D2CとはDirect to Consumer
の略です。

消費者に対して製品を直接的に
販売するというビジネスモデルのことです。

ただそのワードだけではこれまでも多くの存在していた
通販ブランドも当てはまるのでは?

といった疑問も浮かんでくますよね。

私の考えは、こうです。

「DtoC」と「ネット通販」の違いは
ブランド視点と共感という切り口が
入るとわかりやすいです。

普通に考えれば
商品を直接消費者に販売する 
自社で企画から製造した製品を自社のチャネルで販売する

だけでは合点がいきません。

DtoCはブランドサイトの立ち上げから
顧客への情報発信、広告、マーケティング、
購入まで全てがデジタルで完結する点

まず必要は、【デジタルで完結する】

2つ目は、【デジタルで導線を繋げて共感を得る】
です。

1つのサイト(ランディングページ、ECサイトなど)
のみを業者や外注に丸投げではなく
デジタルで導線を繋げる点だと思います。

ここで難しくなるのは、2つあります。
1点目は、
立ち上がったブランドに関しては、
O2O(Online to Offline)のように
リアル店舗への送客も実態としてはありますが、
あくまでDtoCの本質的な定義は違います。

理由は、
消費者はテレビCM・新聞・雑誌
などで情報を得ていたのが、

SNSなどのデジタルから情報を収集流れで
完結するシクミを構築することが可能な点にあります。

2点目は、
事業者側のコンテンツのみをデジタルで
発信してつなげるだけではありません。

ここ重要です。

外注先の広告代理店が作成しただけの
コンテンツのみでは成立しません。

それは、顧客と事業側の
双方向のコミュニケーションができる
環境を事業者側が消費者に提供し、

消費者から共感を得られるように
コンテンツをブランド化する点が
ポイントになります。
DtoCブランドは、創業者の強い思いから
製品を作っている企業がほとんどです。

製品の品質はもちろん、
どのように広告を展開し、
販売していくのがいいかをデジタルマーケティング
に創業者が大きくかかわることで、
ブランド化しやすくなります。

どれだけ、効率化から脱却して
遊びが入っているのか?
です。

つまり、「この製品」はどうだ!
ではなく、
ネタの突っ込みが許される環境を
創れるか否かですね!

こちらは、天然キャラのお陰もありますが、
分かりやす事例なので共有します。

元プロレスラーの長州力のツイッター広告が
話題になりました。(2020/03/21 40.5万フォロワー)

長州さんのツイートは、11万件を超える「いいね」、
3万件ものリツイートがされ爆発的に注目が集まりました。

なぜ、「売れる」というマーケティングα
の集める(集客)ができたのか?

それは、twitterで使用する「#」をハッシュドタグと

入力するのを誤って、似た文字である「井」を
打ち込んだ意図せぬことからネットで一躍話題となりました。

これが、ネタになり、決して「売る」ことを
目的にした宣伝ではなかったのです。

 

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