あなたの会社は、継続施策をやっていますか? | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

大学のキャンパスにて

大学でビッグデータの活用法を教えていますが、
3年生が全体の65%も占めています。

よって学生にとっては単位取得が大切なことですが
就職活動は、更に重要なイベントになります。

学生の時に経験したことを数値化する練習をしています。
その名は、「1分間 自己紹介文」を作成する、
ことも課題にしています。

本日から、グループディスカッションをして
データを活用するための仮説を立てて行きます。

そもそも、誰のどんな悩みを解決する
ためのデータなのか?

仮説→必要なデータを定義する→
システムからデータを抽出する→
数字集計をエクセルで実施する
の型を覚えてもらうことが
重要なスキルになります。



http://investorsconnect.jp/lp/21961/965369/

本題へ

クライアント様からこんな質問がありました。

残存購入者(定期購入者)の商品内訳を集計しました。
手集計のため、9月時点のみを抽出しました。

判断材料になりますでしょうか?

9月全体で、90.8%が毎月お届け商品を購入なので、CRMツールは
前回の指導の内容で1ヶ月毎月をメインとした流れの作成でいいでしょうか?

今日は、継続施策は間違いだらけについて
共有したいと思います。

あなたの会社は、継続施策をやっていますか?

年商10億を超えている通販会社さんなら、全員「YES」でしょうね。
しかし、年商が1億円の通販ビジネスでも
有効な方法なので意識してみてください。

通販コンサルティングを依頼された
ほとんどの通販ビジネスさんの継続施策は、
間違いだらけでした。

よくあるのは、
3回目から4回目の定期継続率アップを
狙って、大手企業の通販がやっている
プレゼント企画をしています。

あなたも会社でもやっていませんか?

もし、そうなら、
今すぐ、継続施策の考え方をマスターしてくださいね。

まず、継続率を上げる方法は2つあります。

「仕組み」で上げる方法
「コンテンツ」で上げる方法

の2つがあります。

では、仕組みで上げる方法とコンテンツで上げる方法
の2種類についてお話をしたいと思います。

コンテンツで上げる方法を
確認するためには、3つのKPIがあります。

まず、知っておいてほしいのは、
「継続率」というのはあくまでもKGIです。

KGI(最終的な目標数値)とは、ゴールを数値で表したものです。

そのKPIは、お客さまの
・「事後評価」
・「利用度」
・「NPS指数」
に分解されます。

この3つのKPIの定点観測できている通販企業は、
とても優秀な通販事業を展開しています。

裏を返せば、この継続の3要素は、
すべて「解約理由」に
はね返っています。

効果が感じられない、という解約理由なら、
「事前期待」に対して「事後評価」が低かった、ということ
になります。

商品余り(たまってしまった)」なら、
「利用度」が低かったということになります。


回数別解約理由割合のまとめ方を教えます。
これと同時に、お客さまにデプス調査
(対象者とインタビュアーによる1対1の面談式インタビュー
(パーソナル・インタビュー))をするのもオススメです。

一度入った定期を解約するのには「理由」があって、
その「解約理由」には必ず「原因」があります。

商品が届いてから1日目の気持ち、
3日目の気持ちという風に、
時系列でお客様の気持ちの変化を知ることがとても重要です。

まさにカスタマージャニーを把握するんです。

回数別継続率がわかって、
回数別解約理由が見えたら、
ようやくお客さまの解約理由につながる
ネガティブポイントの原因を
払拭するフェーズに入ります。

次に仕組みが上げる方法をお伝えします。

これはまさに通販ビジネスの成功の秘訣である
ファネル化になります。

化粧品だから、健康食品だからでは
ありません。

通販ビジネスは、定期購入で
完了という風潮がありますが、
実際には、フロントエンドからミドルエンド商品
ミドル商品からバックエンド商品とどんどんファンに
なっていくように設計する必要があります。

初回申込からのミドルエンド率を把握する必要があります。
20%をクリアーできるようにコンテンツも精査してみてください。