いまさら聞けない! ネット通販で成功する人が必ず実践していること! | 通販プロデューサー

通販プロデューサー

売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

自宅のリビングにて

台風24号の影響で自宅に早く戻り
世界バレーを見ています。

オランダと、とても良い試合をしています。
1つのボールを追いながら点数を取りに行く
姿勢が興奮します。

黒後 愛選手が木村選手の後のエースみたいですね!



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いまさら聞けない!
ネット通販で成功する人が、必ず実践している3つのこと!
 
あなたが、ネット通販で何か“モノ”を売るとします。
そこで1つ考えて欲しいのですが、何から始めますか?

この質問に対する答えとして、
「商品を作ります」と答えた方は、
100%確実に「失敗」します。

しかしながら、現実的には、ここからスタートしています。

わたしたちは、通販コンサルタントの仕事柄、
この年間で100人以上の通販ビジネスのオーナーや
経営者とお会いしています。

今回は、その中で見えてきた、
ネット通販で成功する人が、必ず実践している3つ
ことについて共有したいと思います。

①誰に売るのかを考えること、です。

前述の通り、一番最初のアクションで
商品を作ってしまうことはとてもリスクが高いです。

通販ビジネスにおいて失敗する例として、
なんとなく、最近プロテインのダイエットが流行っているから
女性向けのプロテインを作ってみたというような事案になります。

新規で化粧品の立ち上げ指示がでたので
とりあえず、基礎化粧品のラインを一通り作ってみたという事案です。

また、商品開発(商品企画)がこだわり過ぎて、
原価率がアップし過ぎて広告費を捻出することができないという事案です。

今回は、私のお客さまになる前にこのような事案を抱えて
わたしの会社の所までやってきました。

こういった場合、みなさん
いい商品なので、是非売りたい!
とおっしゃるのですが、
既に商品が出来上がってしまってからでは、
通販ビスネスにおいては、打つ手は限られてしまいます。

よって、まず最初にすべきことは、
誰に向けてビジネスをするのかを決めることは、通販ビジネスの成功
の秘訣となるのです。

・「40歳向けの女性」なのか「60歳向けの女性」なのか
・「日本人」なのか「日本に来ている外国人」向けなのか
・「高齢者」なのか「会社員のOL」なのか

5年後の統計データの人口分布などの
実際のデータを根拠にすることをお勧めします。
その上で、商品を誰に売るのかを
考えて、コンセプトを作成することから始めてください。

ここで一つトレンドの事例を挙げてみます。

●世界で「Eスポーツ」が流行っている
 ↓
●Eスポーツのブームもあり、世界のEスポーツの人口が7000万人を超える
 ↓
●それでは、日頃から目を酷使する画面対策として
「Eスポーチ専用 ブルーライトカットのメガネ」を作ろう

このような流れで、まずは商品を誰に売るのか
をデータやトレンドを根拠にして
考えることからスタートしましょう。

※これは、あくまでも解説のための事案です。

②どこで売るのかを考える、です。

ここで言うどこというのは、売り場を含めたファネル
のことを指します。

どんなにいい商品であっても、売り場を含めたファネル
の仕組みが無ければ商品は売れないだけではなく
利益があがりません。

ネット通販においては、実店舗が無いので、
ただネット通販のショップを立ち上げただけでは、
お客様は来てくれません。

ネット通販の場合は、来てくれた見込み客に対して、
その場で接客営業をして商品の良さを伝えることもできません。

ネット通販での売り場を含めたファネルの選定は
非常に重要なのです。 

まずは、①で決めたターゲットは、
どこにいるのかという視点で
売り場のファネル化を構築することが重要です。

先ほどの例の商品(Eスポーツのためのメガネ)を
どこで設計して売るべきか考えてみましょう。
 
それでは、日頃から目を酷使するEスポーツ向けに
対して「Eスポーツ専用 ブルーライトをカットするメガネ」
を作ろう。
 ↓
流行している世代を考えると、10代~20代の男性
がメインターゲットとなる。
 ↓
年齢的に、メインデバイスはパソコンであり、
普段広告に触れる機会は圧倒的に動画のユーチューブの確率が高い。
 ↓
パソコンを中心に展開している10代~20代向けの媒体を選定する。  
 ↓
動画広告から誘導するパソコン専門のランディングページを作成する。

というような流れで、考えていくと、
作るべき売り場を含めたファネル
とそこに誘導するために導線が
必要なことがはっきりと見えてきます。

この売り場は、ランディングページの部分のみ
だけではなく、SEO検索で上位に検索される
オウンドメディアの構築も重要になります。

サイトの色から、キャッチコピー、コンセプト
まで、あらゆるABテストを繰り返して
どんな売り場であれば、1%でも多くの見込み客が
商品を購入してくれるのか、という課題に取り組んで
下さい。
そのためには、R7法マッピング法を使い
実際のデータを元に日々分析を繰り返しています。

どこ”で売るのかを前もって、
決めておいた上で、その中で、「どうやって」
売っていくのか(How)の部分を詰めていくと
非常にイメージがしやすくなります。

③最後に“何”を売るのかを考える、です。
誰に売るのかと、
どこで売るのか
という内容をふまえた上で、実際に商品企画の
コンセプトを作っていくのがベストです。

そうすることによって、

・どんな商品名がイメージと合うのか?
・競合と比較して、販売価格はいくらぐらいが良いのか?
・コンセプトから、どんなキャッチコピーが良いのか?
・パッケージデザインはどんなものが良いのか?

といったことが、おのずと見えてきます。

そして、実際に商品のパイロット版(テスト)を作り、
ドライテストという売り場に出してみて、
どんなお客様が買ってくれるのかという反応を見ることから
スタートすることをお勧めします。

実際に出た結果を元に、データ分析し、
再構築してまた、テストをする
という流れをひたすら繰り返していく。

地味ですが、これが通販ビジネスの成功への
最短ルートなのです。

ネット通販で成功する人が、必ず実践している
3つのことに関してお話してきました。

残念ながら、この内容を実行すれば、100%
必ず成功するというわけではありません。

しかしながら、あなたが本気でネット通販で
成功したいと思っているのであれば
継続して繰り返すことで突破口が見えてきます。

常にもがきながら通販ビジネスの
PDCAを繰り返し繰り返しまわし続けることが、
通販ビジネスの成功へと導いてくれるはずです