ネット通販で市場規模をフェルミ推定することはとても重要なんです! | 通販プロデューサー

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ロシアからの手紙

 

いよいよ、最終戦はFIFAランキング
8位のポーランド戦になります。

 

レヴァンドフスキ選手を封じ込むために
ボールを供給する、10番のクリホビアク選手を
止めたいですね!

 

ワクワク・ドキドキが今から
始まっています。

 

 

本題へ

アイディアをビジネスに変えるには、どれだけの売上が見込めるか
になります。

 

そのためには、市場規模をフェルミ推定(市場規模の推定方法)
で出す科学的な方法をマスターしたら数値化できます。

 

例えば、まつ毛美容液の市場規模を算出してみたいと
思います。
 

今は、市場規模がシンクタンクに計上されていますが、
当時(10年前)は、まだ不明だったのです。

 

このやり方は、通販塾である経営者から出た質問です。
 

そもそもの質問は、どうやって事業計画書を作成するのですか?

だったのです。

 

アイディアを出しても市場規模が算出できないと
ビジネス=問題解決にはならないよ、とお伝えしました。

 

今回はその市場規模の算出する推定の
マーケテイングを具現化するための調査方法をお伝えします。

 

では、まつ毛美容液の市場を算出する事例を
一緒に見て行きましょう!

 

ステップ1
働く20代から30代の女性は、30%は整形願望がある

 

ステップ2
その整形願望がある中で、顔の部位では「目」の74.9%が
なんとかしたい。

 

しかしながら

 

ステップ3
メスを入れるのが怖いと感じている中で33%は整形に
踏み込めていない
※第1位:26.8%・・・メスを入れるのが怖い
※第2位:21.2%・・・金銭的な余裕がない

 

ステップ4
働く20代から30代の女性が化粧で最も力を入れるのは
「アイメイク」と答えた人が70%
 

また、一番意識をしているのは、「目を大きく見せること」だった!

 

つまり、最大の結果を手に入れたい(整形したい)・・・(MAXプラス面)
でも
怖くてお金がかかる・・・(マイナス面)
だから、最低限アイメイクで目を大きくしたい・・・(MINプラス面)

このアンケート結果から市場を推定してみます。
 

アイメイク市場:1236億円(2016年)
×
ステップ1 30%(整形したい)
×
ステップ2 75%(その中でも目)
×
ステップ3 33%(でも怖い)
×
ステップ4 70%(その中ではアイメイク)
=64億円

 

市場規模は、64億円(5%が市場規模)となります。

では、なぜ市場発想でシェアを意識しなければいけないのか?

 

以下順を追って説明します。

 

市場規模の占有率を意識しなければ、
商売の予測見込みが出来ません。

 

市場規模や成長性が見えておれば戦略が
立てられます。

 

また、その後のサブスクリプションモデル(継続課金モデル)にしていく
アイディアもより具体的になり、銀行融資などの
外部に対して説得力がもてます。

 

次に市場発想が出来たとして
シェア10.9%以上をとることは非常に重要です。

 

その理由は、市場占有率のクープマンの法則があります。
(10.9%……市場的認知シェア)

 

よって、10%を超えて知られる存在になり影響力を持てます。
 

また商売では影響力があって
上位の顧客を押さえていることが会社の魅力として
多くの会社がすり寄ってきますので、有利に取引を進める事が出来るのです。

 

まつ毛美容液の場合であれば、64億円の市場規模
に対して10%で、約6.4億円の売り上げになります。

 

@1680で販売する計画の場合、38万本の販売が必要
になります。
 

6.4億円÷@1680でなります。
 

よって1か月あたり31000本となるわけです。

 

もともと正確な統計資料などありませんので
どれだけ業界に詳しい人から聞き出せるかが重要です。

 

これはインターネットでの検索力によりますので
どんどん訓練してみてください。