ネット通販を始めるには「売り場」を決めなければいけません。 | 通販プロデューサー

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売れない商品を売れるヒット商品に変身させる
通信販売に魔法をかける専門家

From:通販プロデューサーの西村公児
銀座の事務所にて

 

本店では、オプションサービスとして
・アップルペイ
・楽天ペイ
・amazonペイ
が使えるのですが(それぞれ月額手数料がかかります)

導入することによって売上がアップする可能性はあるのでしょうか。

 

売上が上がるとしても、
アマゾンや楽天などに売れた商品の情報が
流れることを考えると、避けた方が良いのでしょうか。

 

西村さんのサポートしてる店舗では、
導入してる店はありますでしょうか。

 

こんな質問がありました!


私の考えではこうです。

本店の支払い方法を追加で入れても
入れたことで売上が、増加することはありませんが、
顧客の利便性が増えるので満足度は上がると思います。

 

つまり、売上アップと顧客満足度は
相関するにしても短期的ではないと
いうことになります。

 


 

本題へ

 

とにかくネット通販を成功させたい!
そんな経営者に、ネット通販の成功の秘訣のイロハを共有します!

「ネット通販やECサイトを始めたい!」
と考えてはいるけれど、
・「知識がない」
・「ノウハウがない」
・「最初の第一歩はどうしたらいいかわからない」
・「たくさんノウハウがある中で何から手をつけたらいいかわからない」

 

という企業や担当者の方は沢山いるのではないでしょうか。

この連載では、ネット通販・ECサイトを始めるために
必要な知識の“超”ベーシックな基礎から、
専門的なノウハウまでをわかりやすく公開します。

 

ネット通販の「立ち上げノウハウ系のネット記事」は
たくさんあります。

 

良くいわれるのは、専門的な英語や横文字が多くて
イメージが浮かばない」という方もご安心して頂けます。

 

通信販売に魔法をかける専門家の西村公児が
全力を挙げて、ネット通販のスタートアップの
ゼロイチのネット通販をサポートします。

 

ネット通販やECサイトの始め方
ネット通販やECサイトの成功法則
ネット通販やECサイトをさらに売り上げの拡大をさせる方法

までを共有していきます。

 

すでにネット通販を始めているがうまくいってない
という人にも、きっとお役に立つことが可能な情報になっています。

 

ネット通販を始めたい(開業したい)理由は・・・


ネット通販を始めたい理由には、
・メーカーで働いているが、自社の商品を通販(DtoC)で販売したい!
・通販会社や関連企業で働いているが、天職アップして更に自分を磨きたい!
・とにかく売上を拡大させたい!
・ネット通販のノウハウジプシー(笑)
・上司からの命令で「稼ぐにはとにかくネット通販」

 

と言われて、2本目の柱として新規事業をネット通販で
始めなければいけない・・・

など・・・色々あると思います。

 

ネット通販を成功させるに
先立って「動く前に、しっかり考える」ことが
何よりも重要だとお伝えしたいと思います。

 

これは、全ての起業のマインドセットにもいえます。


「天職」か否かですと、私を良く起業メンバーには
そう言っています。

 

具体的には、「天職」とはこの3つの輪が重なった個所を
指します。

・ワクワクする(will)
・できること(can)
・必要とされている(needs)

 

です!


なんとなくでもいいから、とにかく始める
となりがちですが、


「何を(what)どうやって(how)やるべきか」
まずしっかり把握する必要が成功への第一歩です。

 

どんな局面でも、一つずつ作戦を練っていきましょう。


作戦とは「ターゲットの悩み」と「自社(ご自身)が提供できる価値」
とを掛け合わせて考えていけば、自ずと「解」は
導き出すことができるのです。

 

今回の記事では、読者である
あなたが無事に「戦略」を立てることができるように
お手伝いをしていきます。

 

それではここからは、「売りたい商品がある」
という前提でお話を進めていきます!

 

ない、場合は、別の機会にお話をします。

 

売り場は、
「独自ドメイン」がよい?
それとも
「モール系」?
への出展
またまた、それとも両方だす

ネット通販で成功している7つの売り場


について

ネット通販を始めるために最低限必要な事案を共有します。


ネット通販を始めるには、前提として
「売り場」を決めなければいけません。


やり方としてはシンプルです。


「独自ドメインのネット通販のECサイトだけで展開する方法」
「ECやモール系に絞って商品を販売する方法」
「独自のネット通販を運営しながら、ECやモール系にも出店する方法」

 

の3つが考えられます。


もちろん「モール系から始めて、段階的に独自サイトのネット通販も
手がけて行く」、
もしくは、その逆もありえますよ。


さて「モール系」と一口にいっても、
実は鬼のようにあります。

 

考えうる「売り場」は
どんなものがあるでしょうか。


大きくこの7つが考えられます。

 

・独自ドメイン
・Amazon.co.jp
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング


といった知名度が抜群でしかも、集客力のある大手モールに出品・出展する

その他には、リクルートライフスタイルが展開する
・ポンパレモール
KDDIコマースフォワードの
・Wowma!
ジオシスの
・Qoo10

といった新興モールに出店することもできます。

ハンドメイドなどに強い
・BASE
・STORE.jp


を使って、低コストで簡単に商品を販売することも可能です。

 

「メルカリ」・「ヤフオク!」・「フリル」といったオークションの
フリマサイトを使って販売してみることも可能です。

 

・ZOZOTOWN
・SHOPLIST(ともにアパレル)」


など、商品ジャンルに特化型のモールに出店・出展することも可能です。

 

まだまだありまして、地方自治体や商工会議所などが運営する
県産品モール・特産品モール系に出品・出展する
ことも可能です。

 

モール系にはそれぞれ違った特徴があります。


予算やリソースがあるのであれば、
「独自ドメインのネット通販もやりながら、
全部のモール系に出してみる」という方法もあります。

 

しかしながら、現実的ではありません。


20年以上通販実務をしているわたしで

すら全てに出展したことはありません。

 

では、「どこに出したらいいのか?」。


それは、コンセプトに依存します。


また、販売戦略によって異なります。

 

誰もが知っている有名なモール系に
お店を出しておけば、自動的に売上が上がる
なんてことは決してありません。

 

自社の戦略に合わせた最適な「売り場」
を検討しましょう。


「戦略」不在のままネット通販を
始めるのは極めてリスクが高いです。

 

じっくり「売り場」戦略を練りましょう。

 

自社の立ち位置を分析し、売り場を選択する
リポジショニングがとても重要になります。


例えば、
メーカーでもあまり売られておらず、独占販売権が
獲得できたなら、圧倒的に「Amazon.co.jp」
に出展することをお勧めします。

 

また、転売の延長で中古商品アイテムを販売するなら
オークション・フリマサイトが売りやすいと思います。

 

作品などがあり、予算がないけどすぐに始めたい!
ならインスタントECのBASEやミンネを活用するのも方法です。

 

デザインにこだわり世界観をブランディングしながら
事業を進めたいなら独自ドメインのネット通販やECサイトで展開する
が一番です。

 

など・・・

「売り場」毎の特色を念頭に、
「売りたい商品のターゲットはどんな人か?」


また、ターゲットに提供できる「独自の価値(UVP)」は何か。

さらに付け加えて、


・「予算」
・「リソース」
・ビジョンや使命など
を掛け合わせて考えると、やれることは実は限られてくるはずです。

 

そうすると自社にとって最適な最初の「売り場」はどこか?
自ずと答えは出てくるはずです。

 

ネット通販の全体設計図を考える際には、
・「ショッピングカート」
・「物流」
・「決済」
・「集客」
・「LTV」を考える必要があります。

 

詳しくは、伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)
をご確認下さい。

 

モールに出品・出展せず独自ドメイン(自社サイト)
で展開していくためには、
自社の商品特性などを踏まえた上で最適な
「ショッピングカートシステム」を導入する必要があります。

 

たとえば、単品リピート通販を事業にする場合には
リピストなどのランディングページと一体型が良い
と思います。

 

これらも全て、「思いつき」や「なんとなく」ではなく、
また、他社が使っているからではなく、
自社の方向性に合うようにしっかりと戦略を練りましょう。

 

売り場・カートが決まったら、
今度は・・・

「商品をどうやって配送するか、出荷業務をどうするか(物流)」
と「どんな支払い方法を用意するか(決済)」になります。


もっと言うと、6ステップ法の最後のピースの
「どうやってお客様を集めるか(集客)」
になります。

 

ただ流行りのツールやコストだけでなく、
戦略に基づいてシステムやサービス
などを選んでいかなければ、過度な投資になります。


そうでないと、思うように売上は上がらず、
当然利益を得ることもできません。


繰り返しになりますが何よりも重要なのは

「戦略」と言う全体設計図です!