経済と金融の基本について、確認していくっす。
お金は、モノやサービスの総量(GDP)と
引換券となるお金の総量(通貨供給量)との
バランスが取れていることによって、
価値の媒介として正常に機能するっす。
なぜなら、お金はお金を使う人たちが、
「これは万能の引換券なんだ」
って信じることによって、
お金として機能するからっす。
つまり、お金の信用度が、
お金としての価値(価値の媒介機能)に
影響を及ぼすわけっす。
この「お金の信用度」に
影響を及ぼす要素が、
GDP、金利、国家財政などっす。
ようは、「お前のとこの金で
ちゃんと欲しいものといつでも交換してくれるのか?」
って信じてもらえるかどうかってことす。
余談ですが、TSUTAYAや家電量販店のポイント、
にーとんパンのクーポン全てにおいて
同じように考えることができるっす。
GDP(モノやサービスの総量)伸び率と
金利(通貨供給量の伸び率)に乖離があれば、
モノに対して、お金が余ってくるわけですから
通貨の信用度≒通貨の価値は下がるっす。
ヽ(`Д´)ノ モノガフソクシテルノニ コウカンデキナイダロ!
意味のわからない方は、
前々回の記事で復習するっす。
前々回の記事はこちら をクリック。
また、お金の信用を裏付ける
保険会社みたいな役割を果たす
国家の財政(税収や負債)が悪ければ、
クレジット・クランチ(信用収縮)が起こったときに、
公的資金などを金融市場へ投入するなどして、
金融危機を回避することができない(保険機能が機能しない)わけですから、
通貨の信用度≒お金の価値は下がるっす。
ヽ(`Д´)ノ チュウショウキギョウニ カネガマワッテ コナイダロ!
意味のわからない方は、
前回の記事で復習するっす。
前回の記事はこちら をクリック。
これらのGDP伸び率や国家財政に影響を与える要素が
失業率っす。
失業率とは、失業者数を労働力人口で除した数値のことで、
働くことができるであろう国民のうち何%の人間が
働いて(働けて)いないかってことっす。
失業率が高くなれば、
モノやサービスの生産力が減っているわけですから、
将来のGDPやGDP伸び率も減り、
またそれらに影響を受けて
将来の税収も減り、
税収が不足すると、
国家の負債(国債)は逆に増えることになるっす。
これは、ドラクエのダメージポイントみたいなもので、
ヒットポイント最高値にあたるGDPが高かったり、
薬草にあたる国家財政の資金量が多くても、
ダメージが大きい(失業率が高い)状態は、
ダメージが少ない(失業率が低い)状態と比べれば、
あとあとで死ぬ確率が飛躍的に高まってくるってことっす。
。(´д`lll) イクラアッテモ タリネー
つまり、ファンダメンタル分析で
雇用統計を確認するということは、
失業率によって(現在ではなく)将来の
通貨の信用度≒通貨の価値≒通貨の価格が
上がるのか下がるのかを予想しているってことす。
ちなみに失業率は、0%になることはなく、
最も良い状態(完全失業率)で、4%~6.4%くらいっす。
完全失業率について、
復習したい方は、こちら をクリック。
次回は、円高と円安について書くっす。
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。