スキーマー-インフレ無き経済成長- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回もスキーマーのトレード手法を確認していくっす。
政府について、説明していきたいと思うす。

1983年に発足した第一次クリントン政権は、
最初の予算案で、なんと1400億ドルの
財政赤字削減案を可決したっす。

この思い切った経済政策は、
金融市場の信用を得ることができ、
長期金利が16年ぶりに7%を割るという
経済効果をもたらしたっす。
(・∀・) キンリガ サガルト ケイキガ ヨクナリマス


1984年には、アメリカの景気は好転していましたが、
インフレの再燃の兆候はまだ無かったっす。

しかしこのことは、
インフレ再燃のリスクが無いということではなく、
むしろ近い将来、インフレ再燃のリスクが
高まる可能性が出てくるということっす。

景気というものは、一定の周期で循環し、
好況と不況を繰り返す
っす。

政府の実施する経済政策の目的は、
この不安定な景気をコントロールし、
経済を安定して成長させることっす。

経済を安定させるには、景気の循環速度を遅らせ、
緩やかに下降するよう調整することっす。
このことをソフトランディング(軟着陸)と言うっす。
((((((ノ゚⊿゚)ノ シートベルトヲ オシメクダサイ


このタイミングで、クリントン政権下で、
FRB(アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度の中枢機関)は、
断続的な金利の利上げに踏み切るのですが、

これは、経済の急速な成長を遅らせることによって
好況をより長く維持し、
不況への転換点を
先延ばしにするという戦略っす。
(^_^)v カミサマ モウスコシダケ


経済成長率がある限界を超えれば、
インフレが起こることが懸念されるっす。

言い換えれば、失業率の低下には限界があり、
完全失業率以下になれば、インフレが起こるとされるっす。

完全失業率とは、働く能力と意志をもち、
しかも本人が求職活動をしているにもかかわらず、
就業の機会が社会的に与えられていない失業者の
割合のことっす。
Σ(゚д゚;) ツマリ スウ%ハ ドウシヨウモナイッテ コトス・・・


そして、この完全失業率の水準は、失業率4%~6.4%とされており、
これはインフレを加速させない失業率
(NAIRU=Non-Accelerating Inflation Rate of Unemployment)
と呼ばれるっす。

こうしてクリントン政権は、インフレを伴わず失業率を
ブッシュ政権最後の年である1992年の7.492%から、
1996年には5.408%まで低下させることに
成功したっす。
(`・ω・´)ゞ カンゼンコヨウ タッセイデス


そしてこの成果は、
クリントン大統領の再選に大きな影響を与えたっす。


続きは次回で!


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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。