・・・と言いながら、まとめる手前の前フリで終わっちゃったっす・・・
とりあえず、気にせず始めるっす。
これまで、様々なスキーマーのスキームを紹介して来ましたが、
なんのためなのかということをもう一度おさらいすると、
ニュースやチャートを盲信しない、この一点につきるす。
特に短期トレードで継続的に利益を出すためには、
トレンド(相場の方向性)よりも、
ボラティリティ(変動幅)と
ポジションサイジング(一回あたりの投資額)に重点をおく必要があるっす。
もう少し説明すれば、ボラティリティによって、
損益率(≒トレードにおける期待収益)を管理し、
ポジションサイジングによって、
手持ちの資金を管理するっす。
なぜなのかと言うと、同じ予測が外れるにしても、
高値圏で売って、
変動幅以上の高値まで値上がりしてしまった場合や
安値圏で買って、
変動幅以上の安値まで値下がりしてしまった場合なら、
変動幅の真ん中らへんで売って、
変動幅以上の高値まで値上がりしてしまった場合や
変動幅の真ん中らへんで買って、
変動幅以上の安値まで値下がりしてしまった場合に
比べると損失が圧倒的に少ないからっす。
(゜д゜;) ソウナノカ?
為替ディーラーのスキームのところでも説明しましたが、
金融ディーラーたちは基本、バランスを取って
スプレッドや手数料で益を出すため、
極端な相場を除いて、ある程度の幅でしか価格変動しないっす。
ということは、ボラティリティを押さえてさえおけば、
予想が当たった時の利益を最大化し、
予想が外れた時の損失を最小化しやすいということっす。
そして、トレードでは100%勝ち続けるということは、
長期投資を除けば、ほとんど不可能ですから、
毎回全額かけて勝負するんではなく、
トータルの勝率と損益率で収支をプラスにしていく
必要があるっす。
まとめると、ボラティリティで「予想利益(期待値)」を決めて、
ポジションサイジングで「予想が外れた場合のロスカットの額」も決めておくっす。
一回当たりの利益に対して、
一回当たりの損失が下回れば、
トータルで見れば5勝5敗でも勝てる計算になるっす。
パチンコやスロットで例えると、
出るか出ないかわからない台に全額突っ込むより、
とりあえず、当たりを引いたら5連チャン以上している台(期待値)に絞って、
2,000円(一回当たりの投資額)ずつを打って、
(2,000円という小資本で)出た台では、
勢いが無くなるまで打ち続けろということっす。
5連チャン(期待値)すれば、20,000円位にはなるので、
5勝5敗なら80,000円勝てる計算になるっす。
まあ、ギャンブルの場合、
やろうと思えば何でもできる店側が
圧倒的に有利なので、
実際はもっとシビアな戦いになっちゃうんですが・・・
(。・ε・。) リクツハ ワカル
しかし・・・
言うは易し、行うは難し・・・
損小利大を目指すはずが、
利小損大になることは誰でも経験があると思うす。
なぜならば、
人は「損をしたくない」という心理が働き、
損を確定できないのが本能だからっす。
損を確定(ロスカット)しないとどうなるか?
一回の取引で、損失を最大化することになるっす。
かくいう私がそういう経験をしたっす。
サブ・プライムローン問題が出てくる前は、結構な利益を出していたのですが、
サブ・プライムローン問題がニュースで報じられるちょっと前くらいに
新興国の外貨相場が崩れ、
一回の取引で資金のほとんどが消し飛んだっす。
なので、トータルで利益を出すには、
一回の取引で全額つっこんじゃだめ。
・・・でも、本能に従えば損を確定出来ない・・・
そうなると、チャートやニュースを
自分の都合のいいように解釈して、
最後までポジションを持ち続けてしまうことになるっす。
つまり、いつの日か、負けた時には、
手持ち資金の大半を
相場に持っていかれる運命をたどることになるっす。
ヽ(;´Д`)ノ ナントカシテヨー
では、そうならないように、どうすればいいか?
「ルールを決めてトレードする」
この一点に尽きるっす。
しかし、ルールも守れない。
なぜか?
情報が少なすぎて、正しい判断が出来ないからっす。
言い換えれば、市場には様々な参加者がいて、
チャートの使い方やニュースの捉え方も人それぞれで、
異なる行動を取るため、
自分も含めて、
「完璧な予測を出来る人はこの世にはいない。」
という現実を実感していないからっす。
ジョージ・ソロス氏ですら、
たまに予想が外れることがあるのに、
我々のような凡人が彼を超えられるでしょうか?
多分、無理っす。
この事実を知っているだけで、
ロスカットしないということは、紐無しでバンジーをすることと同じ位、
危険なことであるとわかっていただけると思うす。
死んでないのは、たまたま運がいいってことっす。
長くなりましたが、次回こそ、ニュースやチャートを盲信せず、
予想が外れたときは、すっぱりロスカット出来るようになるために
様々な市場参加者(スキーマー)が、様々な行動を取るので、
完璧な市場の予想は出来ないということを、
改めて実感してもらうべく、
様々なスキームを復習していくっす。
| 壁 |д・) ヨテイドオリ ススマナクテ ゴメンヨー
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。