短期トレードにおいて、
トレンドフォローは基本っす。
ですので、トレンドを確認するために、
チャートを用いる個人トレーダーが大半かと思われますが、
なぜか勝てないっす。
なぜなら、チャートには「だまし」が存在するからっす。
なぜ「だまし」が存在するのかと言えば、
金融市場には、様々な市場参加者(スキーマー)が存在し、
様々な情報について、様々な解釈をし、様々な行動を取るので、
必ずしもニュースやチャートの予測に従って、
規則正しく、価格が動かないからっす。
これをスポーツで例えると、
サッカーやホッケーなどそうですが、
目先のボールやパックだけを見て
それらを取ることが出来るでしょうか?
(これはトレーダーが目先のニュースやチャートを追っかけている時と、
同じ心理状態になっていると置き換えてもらえれば、
理解しやすいと思うす。)
多分、あちこち走りまわされて
疲れるだけでボールやパックを取ることは
かなり難しいと思うっす。
(°д°;) ムリダワ・・・
では、優秀な選手はどうしているのか?
彼らは、敵や味方の選手の癖を覚えて、
どのような状況の時に、誰がどのような行動を取るか、
その結果として、ボールやパックが
どこに行きそうなのかを予測しているっす。
もちろん完璧な予測は、
神様でもない限り不可能ですが、
目先のボールだけを追う人たちに比べれば、
予測の精度は格段に高いと言えるっす。
この考え方は、スポーツに限らず、
トレードやビジネス、さらには人間関係にも
応用できることは、改めて言うまでも無いっす。
それでは、金融市場において、
誰が何を意思決定の基準として、
どのような行動を取るのか、
また、予測が外れた場合にも、
自分が予測できなかった要因や情報の可能性を実感することで、
躊躇無くロスカットできるようになるために、
様々なスキームの要点だけ、おさらいをしていくっす。
(・∀・) ヨウヤク ホンダイカ!
①ヘッジファンド
ヘッジファンドは、ファンダメンタル分析によって、
価値と価格の乖離(市場の歪み)を見つけ、
割高なら「空売り」、割安なら「買い叩き」を行うっす。
特に「空売り」をしかけるときは、
ファンダメンタルに対して、
価格が大きく乖離しているときなので、
大きな変動幅が見込める(=極端な相場が見込める)っす。
世界でも有名なヘッジファンドは、
ミニヘッジファンドや機関投資家への影響力も絶大なので、
彼らが動いた場合、人のレバレッジがかかり、
さらに大きくトレンドが変わる可能性が高いっす。
彼らはトレンドを追うというより、
価値と価格の乖離(市場の歪み)によって
利益を得る過程で、新たなトレンドを作るきっかけとなる
という感じっす。
彼らは、長期的視点から
現在の価格が割高か割安かの判断を下すために、
ニュースやチャートを使うっす。
②証券会社
証券会社は、彼らの商品である金融商品を
金融アナリストが作ったレポートを使い、
顧客に売って売却益を得るっす。
つまり、証券会社や金融アナリストは、
顧客に金融商品を売るために
ニュースやチャートを使うっす。
ちなみに証券会社は、
アナリストレポートの予想が大きく外れた場合、
大口顧客を守る傾向にあるっす。
バブル経済破綻後は、規制が厳しくなったので、
投資信託で色んな金融商品を集めて、
個人投資家へ売り込んでるみたいっす。
最近ではNISAキャンペーンとか・・・
ヘ(゚∀゚*)ノ イワユル セールスマン ヤネ
③仕手筋
仕手筋は、本尊となる仕手筋から、ミニ仕手筋に情報を流し、
ミニ仕手筋から、自分たちの顧客に情報を流すことで、
金融市場に自分たちが意図する値動きを誘発し、
チャートだけ見てトレードを行う個人投資家を罠に嵌めるっす。
スキームは以下のようなものっす。
仕込み(ぼろ株を買う)
↓
吊り上げ(ぼろ株の放出して、価格を吊り上げる)
↓
売り逃げ(価格の吊り上ったぼろ株を全て処分する)
「吊り上げ」と「売り逃げ」の間に、
ふるい落とし(上がり過ぎた価格を、一旦下げる)を
入れることもあるっす。
つまり、仕手筋はニュースやチャートだけに反応する
個人投資家を騙すために
ニュースやチャートを使うっす。
株式市場においてはバブル期ほど
仕手筋の活躍が見られなくなりましたが、
最近では、マイナーな外国為替市場において
上述したようなスキームによって
意図的にチャートの「だまし」を作って
利益を出しているということも何かに書かれていたっす。
(((( ;°Д°)))) コンナトキハ チャートヲシンジタラ ソンシマス
今回はまめにアップしたいので、
短めに切り上げ、次回は明日にするっす。
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。