銀行の活動の土台となる
金融システムの構造と
それぞれの機関の役割についてですが、
金融システムの最上層には、
BIS、IMF、世界銀行グループなどの
国際金融機関が存在するっす。
組織図についてはこちらをクリック。
これらの機関が、
下位組織に当たる各国中央銀行に対する
ルール作り、金融政策の執行、
また貧しい国の政府や企業への
融資、出資、技術支援などを
行ったりしているっす。
つまり国際金融機関が、
各国中央銀行や貧困な国の政府を
コントロールしているという
仕組みっす。
国際金融機関の
それぞれの役割について
忘れた方はこちらをクリック。
(((゜д゜;))) カミノミエザルテ デス
国際金融機関の下位組織が
各国の中央銀行っす。
中央銀行の最も重要な役割は
下記に挙げる3つの役割っす。
①通貨の発行(発券銀行)
②(国債を介した)政府への貸付(政府の銀行)
③(特にクレジット・クランチの際の)銀行への融資(銀行の銀行)
その他にも、
政策金利や通貨供給量の操作などの
金融政策の執行や、それらに関する調査、
統計の発表などを行っているっす。
民間銀行との関係を補足すると、
中央銀行は、緊急時における金融政策や融資、
平時における政策金利の操作などによって
民間銀行をコントロールしているっす。
より詳しい情報を再確認する方は、
こちらをクリック。
。(;°皿°) トクニ FRBノ エイキョウハツヨイ
中央銀行の下位組織が、
民間銀行っす。
民間銀行の役割は、
企業や個人への融資を行うことっす。
この融資において、
実際のお金(現金)の受け渡しが
行われるのは稀で、
預金の操作により融資が行われるっす。
つまり本来は民間銀行が
所有していないはずの
お金を融資するわけっす。
実在する現金の受け渡しが無いのに
銀行システムにおける数字の操作のみで、
融資するわけですから、
お金の総量が増えるっす。
これを信用創造というっす。
信用創造よくわかんないやという方は、
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銀行が制限なく信用創造すると、
世界中の現金が足りなくなり、
金融システムが機能しなくなるため、
中央銀行は民間銀行に
自己資本となる現金での
預金を義務付け、
この預金率(準備預金率)によって
信用創造量に制限を設けているっす。
この仕組みを準備預金制度と呼ぶっす。
準備預金制度よくわかんないやという方は、
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ヽ(;´ω`)ノ ルールニシタガッテ オカネツクッテマス
平時においては、
この金融システムの運用方法でも
問題は無いのですが、
金融不安が発生した場合、
融資すなわち信用創造が滞るっす。
この状態をクレジット・クランチ(信用収縮)
と呼ぶっす。
クレジット・クランチが長期化した場合、
実体経済にも悪影響を及ぼし、
長期的な不況へと発展する可能性が
出てくるっす。
わかりやすく説明すると、
金融不安時に銀行が
財務状況の良くない
中小企業や個人に対して
貸し渋りや貸しはがしを行い、
それが原因となり実際に
倒産や破産が発生してしまい、
それらをきっかけとして、
取引先などに対して、
倒産や破産が連鎖していき、
それらの影響により
さらに株価などが暴落したりすると
金融機関が所有する資産価値が減ってしまう
=金融機関の財務状況が悪くなるので、
本来全く無関係であるはずの
別の産業などへも貸し渋りや貸しはがし、
倒産や破産が伝播していくという悪循環が
長期的な不景気へと発展するということっす。
このような行為が、
「銀行は晴れの日に傘を貸して、雨の日に取り上げる」
と言われるゆえんっす。
このようにクレジット・クランチが
実体経済に悪影響を及ぼさないように、
金融危機が発生した場合は、
(民間銀行がバブル経済時に
高リスクな投資≒ギャンブルを行って
損失を出していようが)
政府が公的資金(税金)を投入したりして、
民間銀行を救済するわけっす。
また民間銀行は金融危機時に
政府が救済するのを分かった上で、
バブル経済が発生すると、
何度も懲りずにギャンブルし、
バブル経済が破たんすると、
政府に泣きつくということを
繰り返しているということっす。
このようなことは永遠に続くと思うっす。
ε=(。・д・。) ソンスルノハ ワレワレ ジャクシャデス
また民間銀行は融資を行う際、
短期金融市場の金利を基に
金融取引を行っているのですが、
この短期金利の基準ともなる
LIBORについても、
銀行の不正が発覚したっす。
まとめると、
どんな完璧だと思われるシステムも、
人間の欲がからむと、
穴だらけっということっす。
ヘ(゚∀゚*)ノ ゴリヨウハ ケイカクテキニ
次回は、お勧めのDVDを紹介するっす。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。