スキーマー-時価総額経営- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回もスキーマーのスキームを確認していくっす。
企業について、説明していきたいと思うす。

不正鑑定によって、資産価値を粉飾すれば、
株価は高騰しますが、非合法であるため、
正当な事業として成り立たないっす。

対して、実体のある企業に対してのM&Aと
それに伴う増資を繰り返せば、
合法的に企業の時価総額(資産価値)を
上げていくことが可能っす。

ソフトバンク社の時価総額経営を見ていくっす。


ソフトバンク社は元々、ソフトウェア卸売業を柱として
事業を営んでいましたが、

電気通信事業者であるフォーバル社と
LCR(ダイヤルされた電話番号を参照し、
それに応じて最も通話料金が安い通信事業者を
自動的に選択するシステム)を共同開発し、

この技術のロイヤリティにより、
莫大な利益を出したっす。
ヽ(`Д´)ノ ショウブダ


ソフトバンク社は、この資本を元に
様々なベンチャー企業に対してM&Aを行い、
M&Aによって増えた時価総額の増加による
担保力の向上を裏づけとして、

銀行からの借り入れではなく、
株式や社債の発行によって、新たに資本を調達し、
その資本によって、さらなるM&Aと投資を繰り返しによって
ソフトバンク社の時価総額を押し上げていったっす。

そして、1996年には創業したばかりの米ヤフー社に出資し、
合弁でYahoo! JAPANを設立、
インターネットのインフラを入手すると同時に、
ヤフーの株価上昇に伴って何千億円もの含み資産を得たっす。
(・ω・)/ バイプッシュダ


次にソフトバンク社は、1998年に巨大化した組織を
事業持ち株会社として分社化し、
子会社として支配下におくことで、
事業リスクの分散を図っていったっす。

そして、2000年には、経営破綻した日本債券信用銀行
(現・あおぞら銀行)への出資をきっかけとして、
2月にはソフトバンク株が1株19万8,000円の高値を付けたっす。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


この含み資産の担保力を裏づけとした増資による
M&Aを繰り返すスキームは、

仕手筋における増資引受 のスキームに似ていますが、
実体のある(利益を見込める)企業に対するM&Aという部分で、
資産価値が裏付けられている点と

仮に子会社が破綻したとしても、
本体であるソフトバンク社への影響を最小限に留めるように
買収された企業の大半は新会社として分社化されているため、
リスクが分散されている点が異なるっす。
(`・ω・´) ダイジョウブダー


その後ソフトバンク社は、日本テレコムやボーダーフォンなど
通信プラットフォームを有する企業を買収し、
コアビジネスをインフラ事業へとシフトしていったっす。
(・∀・) トリアエズハ ニゲキッタ


次回は、まとめを兼ねて、複数のファイナンス・スキームを駆使して、
株価を高騰させたライブドア社のスキームを確認するっす。


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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。