引き続き、仕手筋について、説明していきたいと思うす。
仕手本尊の西田晴夫氏は、
自らは直接動かず、スキームを考案し、
代理人にスキームを実行させていましたが、
同じ時期に活躍した仕手筋で、
マスコミや政財界などに対して、
積極的に自分を売り込んでいったのが、
中江滋樹という人物っす。
中江氏は、証券関連雑誌などを発行する
投資ジャーナル社を1978年に設立し、
会員制の情報提供サービスを開始したっす。
投資ジャーナル社が発行する雑誌によって
サービスの宣伝、及び会員を募集し、
顧問料10万円で入会させると、
顧問料を次々に上げていくという手法で
なかには200万円以上取られた人もいたっす。
(TωT) パチンココウリャクガイシャト オナジスキームデス
それだけではなく、「10倍融資」ということで、
取引量の10分の1を証拠金として信用取引を勧め、
顧客が決済をせまると、
株価が上がっているときは、「まだ上がるから」、
株価が下がっているときは、「損失が確定するから追証を」
などと言って決済させないでいたっす。
しかし、投資ジャーナル社の実態は、
グループ会社が無免許で証券取引業を行い、
さらに、顧客から集めた資金の大半は、
「預り証」を発行しただけで、実際は運用に回さず、
私事に使っていたっす。
(°д°;)トンデモナイ サギダナ
中江氏は、7684人の利用者から、580億円相当の
現金を詐取した疑いで、1985年に逮捕され、
1989年には、懲役6年の実刑を受けたっす。
この事件を、「投資ジャーナル事件」というっす。
ちなみに、この事件による摘発直前に、
中江氏は、高級ホテルでパーティーを開催していたのですが、
小沢一郎氏、鳩山邦夫氏などが、
主賓として呼ばれていたっす。
ヽ(;´ω`)ノ
服役後、中江氏は、再起を図り、
「六木会」という情報交換会を開催したのですが、
これには孫正義氏も出席されていたそうっす。
また、中江氏の率いた投資ジャーナル関係者達も、
情報交換会や異業種交流会などと称して、
夜な夜な会合を開き、
仲間内での増資引受や提携、インサイダー取引などを、
行っていると言う人もいるっす。
| 壁 |д・)ヨノナカ ヤオチョウ ダラケデス
その後、1998年から中江氏は、
消息不明になっていたのですが、
2006年には実家付近で放火未遂容疑で逮捕されたっす。
(>_<) アタマオカシク ナッタミタイ・・・
次回は、ネットトレーダーについて、
確認していくっす。
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。