引き続き、仕手筋について、説明していきたいと思うす。
仕手本尊の西田晴夫氏は、
「振るい落とし」によって、空売りを誘発し、
さらに「踏み上げ」によって、
空売りから参戦したトレーダーの
ポジション解消による買い戻しを引き起こし、
株価の吊り上げと高値圏での売り逃げを
数多く成功させたっす。
仕手戦を成功させるには、
如何に早く高値の株を当て込んでいくか、
だけではなく、
如何に仕手側の情報を漏らさないかも、
必須となりますが、
西田氏は、仕掛けのスキームも持っているっす。
(・∀・) スイメンカデ ウゴキマス
1990年代後半から2000年にかけて、
バブル経済の崩壊により、
銀行は企業に対して、
貸し渋り(融資の打ち切り)と
貸し剥がし(資本の強制的な回収)の
圧力をかけてきたっす。
(ノω・、)アメノヒニハ カサヲトリアゲル
これにより、経営の苦しい企業は、
資金調達のため株式を安値で
放出することになるっす。
このことは、仕手筋にとって、
安く、そして素早く
タネ玉を調達できることを意味するっす。
ヘ(゚∀゚*)ノオオヤスウリ ダヨー
さらに企業は株式売却のみでは、
資金調達が十分ではないため、
私募CBを発行するっす。
私募とは、公募ではなく
特定の機関投資家にだけ
発行するという意味で、
CB(Convertible Bond)とは、
転換社債型新株予約権付社債の
ことっす。
簡単に説明すれば、
特定の機関投資家に対してのみ発行される
ある特定期間内であれば、
社債から株式へ転換できる社債のことっす。
つまりタネ玉集めに、私募CBを使うことによって、
出来高からの買い集め情報の漏洩を防ぐという
効果を得ることが出来るっす。
他にも、公募ではなく私募なので、
(一般投資家は手に入れることができないので)、
転換直後の、利益確定のための売り勢力を
減らすこともできるっす。
さらに、社債から株式への転換時に、
社債の価格より、株価が上回っていれば、
差益を得ることが出来るという
メリットもあるっす。
Σ(゚д゚;) マサシク レンキンジュツ・・・
このように西田氏は各ステップで
複数のスキームを実行することによって、
シルバー精工や宝林などの仕手戦で
大成功を収めたっす。
①仕込み(買い叩きと私募CBによるタネ玉集め)
②吊り上げ(振るい落としと踏み上げ)
③売り逃げ(解体と投売り)
このようにして得た多大なる資金を元手として、
西田氏は、さらに大きなスキームを
構築していくっす!
(`・ω・´)カッタラ マエダロウガ!
続きは次回で!
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。