引き続き、証券会社について、説明していきたいと思うす。
証券会社は顧客に対して、
アナリスト・レポートを利用した、
大量推奨販売によって、手持ちの株式を当て込んでいったす。
この戦略は、バブル経済期において、最も成功したっす。
バブル経済とは、1985年のプラザ合意(先進5ヶ国による強調ドル高政策)に
起因する円高による輸出減のリスク、
つまり輸出減による円高不況の可能性が出てきたため
日銀が不況対策として、
大幅な公定歩合(政策金利)の引き下げを実施したっす。
金利が下がると、借金の利率よりも地価上昇率の方が高いため、
借金をして土地を購入する人が増加し、
さらに購入した土地を担保として、株式を購入する人も増加したっす。
∑(゚Д゚)イワユル トチコロガシ デスナ
つまり、金利引き下げによって、市場にお金が過剰供給され、
溢れたお金が土地や株式に流れていった経済現象っす。
(´・ω・`)サブプライムモンダイモ ニタヨウナモンス・・・
この高金利政策に起因するバブル経済期において、
まず最初に、トリプルメリットの恩恵を受ける
企業の株式が注目されたっす。
①低金利のメリットを享受できる金融機関や総合商社
②円高のメリットを享受できる輸入関連企業
③原油安のメリットを享受できるエネルギー関連企業
次に、注目されたのがウォーターフロント計画の影響により、
東京湾沿いに土地を持つ企業の株式が注目されたっす。
ウォーターフロント計画とは、
過密化する都市のオフィス需要問題への対策としての
沿岸部に対する再開発計画のことっす。
つまり、再開発による土地の資産価値上昇を見込んで、
不動産関連、電鉄関連、当時斜陽産業とされた鉄鋼関連
企業の株式まで大量推奨販売されたっす。
さらに1987年に公布された、リゾート法(税制や銀行融資面で優遇策)によって、
地方での土地開発計画も活発となり、
バブル経済に更なる拍車をかけていったっす。
このようにして土地や株式はどんどん高騰していき、
証券会社や機関投資家、個人投資家達は、含み益を蓄えていったっす。
バブル経済が崩壊するまでは・・・
(*´Д`)=зオヤクソク デスナ
続きは次回で!
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。