今回もスキーマーのトレード手法を確認していくっす。
ヘッジファンドのスキーム(策略または策略を実現するための仕組み)は、
上昇トレンドがピークを迎え、
危機が近々起こる可能性がある市場を、常に探していて、
破綻のきっかけとなる事件が起こった時に、
一斉に空売りを仕掛けるというものでしたっす。
彼らのスキームには、もう一つの特徴があるっす。
それはレバレッジをかけるということす。
レバレッジをかけるというのは、
狭義の意味では、証拠金(担保となる現金)により、
自己資本の何倍もの資本を動かすという意味ですが、
「レバレッジ」の持つ本来の意味は、
「てこ」を効かせるということっす。
ヘッジファンドは、市場に対して、
どんな「てこ」を、効かせているのかというと、
3つあるっす。
一つ目は、先ほど申し上げました
資本のレバレッジを効かせているっす。
これは信用取引により、
自己資本の何倍もの取引をするということっす。
二つ目は、タイミングのレバレッジを効かせているっす。
ポンド危機 でも説明しましたように、
ポンド暴落の際に、ポンドに対してのみ、
空売りをしかけるのではなく、
マルク、リラ、英国株式、英国債券、
それらに対する先物など、
ポンド暴落に連動する全ての市場に対して、
空売り、空買いをしかけているっす。
三つ目は、人のレバレッジを効かせているっす。
有力なヘッジファンドが動くと、それにつられて、
規模の小さいヘッジファンドや機関投資家が、
有力なヘッジファンドの真似をするっす。
そして巨大資本が動くと、トレンドが不安定になり、
一般投資家達も空売りを始めるっす。
有力なヘッジファンドは、
投資家の不安がピークに達した時のことを想定して、
極端なトレードにより、トレンド転換を仕掛けるっす!
完全なピラミッドが出来上がってるす・・・
このようにして、大量の資金が移動し、
トレンドが大きく転換するっす。
∑(゚Д゚) カンペキナ シナリオダナ
ヘッジファンドには他にも様々な
トレード手法があるのですが、
皆様のトレードに大きな影響を
与えそうなところは説明したので、
次回は、証券会社について、見ていくっす!
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。