素晴らしい国 | 自分らしくを生きようね

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今まで何となく生きてきたけど、あとどれくらい生きられるか
限られた人生をできるだけ満足のいくように生きたいなーと
思う次第です。

明日は月曜日。
また仕事が始まるということで少しブルーに
なっている方もいるかもしれません。

今の世の中は昔から比べると物が豊かになり
便利になったのでしょうが、何かとゆとりがなく
暮らしにくいような感じもしてしまいます。

でも世界には海外から絶賛されている
国があります。

これはその国を訪れた外国人の感想の一部です。
どこの国だと思いますか?
(どれもある一つの国のことを言っています)

(1) 「彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである。
一見したところ、富者も貧者もない-これが恐らく
人民の本当の幸福というものだろう。」

(2) 「上機嫌な様子がゆきわたっているのだ。
群衆のあいだでこれほど目につくことはない。
彼らは明らかに世の中の苦労をあまり
気にしていないのだ。

彼らは生活のきびしい現実に対して
外国のように敏感ではないらしい。
都会の群衆によく見かける心労にひしがれた
顔つきなど全く見られない。

頭をまるめた老婆からきゃっきゃっと
笑っている赤児にいたるまで、彼ら群衆は
にこやかに満ち足りている。
彼ら老若男女を見ていると、世の中には
悲哀など存在しないかに思われてくる。」

(3) どの子もみんな健康そのもの、生命力、
生きる喜びに輝いており、魅せられるほど愛らしく、
仔犬と同様、成長をこの段階で止められないのが
惜しまれる。」

(4) 「私はいたるところで子どもたちの幸せそう
な笑い声を耳にした。
そして、一度も生活の悲惨を目にしなかった。」

(5) 「海岸の住民も、みんな善良な人たちで
私に出会う度に親愛の情をこめた挨拶をし、
子どもたちは真珠色の貝をもってきてくれ(中略)
根の親切と真心はこの国の社会の下層階級
全体の特徴である。」

(6) 「勇気があって機嫌よくというのが、陽気で仕事熱心な
このすばらしい人々のモットーであるらしい。

女性たちは慎ましく優しく、子供たちは楽しげで、
皮肉のかげりのない健康な笑い声をあげ(中略)
彼らは、私がどんなに彼らが好きであるのか、
おそらく知るまい。

また、自分たちにどんなに愛される資格が
あるのかも知らない」

賛辞の嵐のようなコメントがまだまだ たくさんあります。

よっぽど素晴らしい人たちの国のようですね。
どこの国のことだと思いますか?

実はこれ150年ほど前の日本のことで
次の人たちの言葉です。

(1)  タウンゼント・ハリス (初代米国総領事)
 1856年(江戸末期)来日
 「日本滞在記」より


(2)  ウィリアム・グレイ・ディクソン (イギリス人)
  工部大学校(現在の東大工学部の前身)教師  
  1876年(明治初期)来日
  「The Land of the Morning(Edinburgh, 1882)」より

(3)  エドゥアルト・スエンソン (デンマーク人)
  フランス海軍の一員
  1866年から翌年(江戸末期)にかけて滞日。
  「江戸幕末滞在記」 より

(4)  ヘンリー・ヒュースケン (駐日アメリカ総領事館の通訳)
  1856年(江戸時代末期)来日
  「日本日記」より
(5)  エメェ・アンペール (スイス遣日使節団長)
  1863年(江戸時代末期)来日
  「幕末日本図絵・上巻」より

(6) フェルックス・レガメ (フランス人画家) 
  1876年(明治初期)と1899年(明治後期)来日
  「日本素描紀行」より

江戸時代というと農民が重い年貢に苦しみ
多くの人にとってはつらい時代だったような
イメージが 私にはありましたが、実は違うようです。

江戸末期1820年(文政3年)~1829年(文政12年)に
シーボルトに仕えたオランダ人フィッセルは
次のように言っています。

「日本人は完全な専制主義の下に生活しており、
したがって何の幸福も満足も享受していないと
普通想像されている。

ところが私は彼ら日本人と交際してみて、
まったく反対の現象を経験した。
専制主義はこの国では、ただ名目だけであって
実際には存在しない。

(中略)自分たちの義務を遂行する日本人たちは、
完全に自由であり独立的である。
勤勉な職人は高い尊敬を受けており、
下層階級のものもほぼ満足している。

(中略)日本には、食べ物にこと欠くほどの貧乏人は存在しない。
また上級者と下級者との間の関係は丁寧で温和であり、
それを見れば、一般に満足と信頼が行きわたって いる
ことを知ることができよう。」

「日本風俗備考・1」より

うらやましいような世界ですね。

そういった素晴らしい時代が日本人の記録として
残されていないのは、その後の歴史を作った
明治新政府が史実を残すのを好まなかった
側面が あるのかもしれません。

戦争により多くの人の犠牲の上にようやく
作り上げた 新政府が、それまでの時代のことを
良く言う記録を 残したがるはずはありませんよね。

歴史は勝者が作るという例なのかもしれません。

私たち日本人・日本という国は、実は当時の
欧米人たちが驚嘆するほどの素晴らしい所 だった
ようです。

その日本が誠実で素直・勤勉な国民性をもって 堂々と
主張することは主張していけば 現在でも世界のリーダーと
なる資質があるとさえ思えてきます。

素晴らしい国、日本。
桜 

ところであなたは江戸時代のことをどう
思っていましたか?

その他感想などありましたらコメントください。