早いもので東日本大震災からすでに
2年が経ちました。
過去を振り返り教訓を得ることは
これからをどう生きていくかという点で
示唆に富んだものになります。
・・・ と常日頃、何度も同じ失敗をしている私が
言うのも何ですが (苦笑)。
東日本大震災ではご存知の通り、地震・津波被害に
加えて原発からの放射能漏れによる多大な
影響がありました。
当時、民主党の枝野内閣官房長官は精力的に事態の
対応・説明にあたり、枝野(えだの)氏の名前から
「エダる」という言葉まで生まれました。
※「エダる」:寝る時間を惜しんで働く、不眠不休で働く
食品中の放射能についても暫定規制値以下なら
「直ちに健康に影響ありません。」
と繰り返し力強く説明する姿には好感を
もたれた方も多かったのではないでしょうか。
で、「直ちに健康に影響ありません。」 の意味に
ついては震災後8か月後の衆議院予算委員会質疑で
野党自民党村上誠一郎議員の質問に対する
当の枝野通産大臣の答えで明らかになりました。
(2011年11月8日)
「暫定基準値は1年続ければ健康に影響が生じる
可能性があるという基準なので、牛乳などを万が一
1~2回摂取しても直ちに影響はないと言う意味で
そう申し上げました。」
とのことです。
枝野通産大臣の委員会答弁
(最初の1分程のところです)
1年続けて摂取すれば危険な基準をもって
安全と言っていた?
それも聞かれるまで8か月も黙っていた??
いくらなんでもそれはちょっと ・・・
誠実な受け答えをする弁護士出身の
枝野さんに対してそれまで私は好感を
抱いていましたが、この答弁内容を
つい最近知って正直がっかりしてしまいました。
ここから得られる教訓は政府が言っている
からといって鵜呑みにしてはいけない
ということです。
情報は批判的に見てできるだけ比較してから
自分に取り込むようにしましょう。
何故政府は嘘をつくのでしょうか。
嘘を見抜く方法はあるのでしょうか。
これについては、原発事故・放射能対策から
TPP まで次の番組でよくまとめられています。
2013年1月15日 12:59~13:35 生放送の
テレビ愛知『山浦ひさしのトコトン!1スタ』
「真実は闇の中・・・政府は必ずウソをつく?」
29分程度なのでお時間のあるときにぜひ
ご覧ください。
驚きの事実を知ることになるかもしれません。
感想をお待ちしています。