メンターと明太子 | 自分らしくを生きようね

自分らしくを生きようね

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今まで何となく生きてきたけど、あとどれくらい生きられるか
限られた人生をできるだけ満足のいくように生きたいなーと
思う次第です。


お茶 ・生け花 ・バレエ ・ピアノ ・・・
どれも 「先生」 がつきものです。

上手くなっていく上で先生がいないのは
考えられないくらいです。

では、最も大切な 「人生」 において
あなたに 「先生」 はいるでしょうか。

こんばんは、石井です。

あなたはお稽古事とか何かのレッスンを
していますか?

私は中学・高校で卓球をしていたので、
社会人になってからも地域の卓球クラブに所属して
毎週卓球をしていました。

メンバーの中ではそこそこ上手いほうで
気持ちよくやっていました (笑)。

そんなある日、全日本選手権でなんと 8位になった
ことがあるという方がやってきて、教えてもらえる
機会がありました。

確か 1時間 2,000円のレッスン料だったと思います。
興味半分で申し込んでみました。

すると ・・・

何分もたたないうちに私はフォームを直される
ことになりました。

長年慣れ親しんできたフォームでそれなりに
満足していたのですが。

そして直されたフォームで打ってみると、
「アレッ、全然違う!?」

打った瞬間の感覚が今までと全く違い、
打球の威力が驚くほど出るのです。

「ピンポン」 が 「卓球」 になった感じでした。

その間、わずか15分位の出来事です。

その後は、新しい自分に生まれ変わった喜びに
浸りながら、ラリーに夢中になりました。
あっという間の 1時間でした。

夢見心地の私は厚かましさも忘れて、
長年自分の中でモヤモヤしていた
次の質問をその先生にしてみました。

「ラケットに当る瞬間まで球を見る、
という考えで良いのでしょうか?」

野球では「バットに当る瞬間までボールを見る」 などと
言われており、卓球でも当然そうだと思って
そうしていましたが、何か違和感があったのです。

先生は即答でした。
「当る瞬間は見ません。
ずっと見ていては、ラリーのスピードについていけません。」

「そっ、そうだったのか!?」
長年のモヤモヤが一瞬で解決した瞬間でした。

そしてこの出来事で、私は教わることの重要性が
身にしみました。

「もしこの 1時間の経験を中学・高校の
卓球部の頃にしていたら ・・・」

「もしその頃、1か月に 1回でもこの先生から
レッスンを受けていたら・・・」

私の卓球人生は激変していたと思います。
あまりにも価値のある1時間 2,000円でした。

それ以来私は、必要だと思われることは
お金を出しても教わるようになりました。

例えば分かりやすいお金の話で ...

1か月 5万円の副収入を稼ぎたかったとします。
1年かかって試行錯誤して稼げるようになれば
それはそれでりっぱだと思います。

でもその道の先生に、例えば 5万円払って
3か月後に毎月5万円稼げるようになったらどうでしょうか。

1年後には、残り9か月×5万円=45万円を
稼げることになります。

先生に5万円払ったので差額40万円の利益ですが、
独力で稼ぐ方法を見つけた人との 1年後は
40万円の差がついていることになります。

これはお金の例ですが、労力・時間に関しても
同様です。 (時間=お金と考えられますから)

もしあなたが何かを目指していたり、何かを
身につけようとしていたら、お金を払ってでも
ぜひメンターやアドバイザーなどから
教わる道をお勧めします。

※ メンター : 人生の先生。自分の理想を体現している人。
         明太子(メンタイコ) とは全く違う。

※  アドバイザー: その分野の技術的な先生。
            自分をスキルアップさせてくれる。


人生の残り時間は意外と短いものです。

30年かかってゆっくり楽しみながら理想の人生に
なっていくのも良いですが、例えば 3年で
なれるものならそうなりたいですよね (笑)。