網様体賦活系に注目集中 | 自分らしくを生きようね

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今まで何となく生きてきたけど、あとどれくらい生きられるか
限られた人生をできるだけ満足のいくように生きたいなーと
思う次第です。

あなたにもこんな経験がありませんか?

新車を購入したら街中でそれと同じ車を
よく目にするようになった。

バッグを新しく買ったらそれと同じバッグを
持っている人をよく見かけるようになった。

こんばんは、石井です。

これはその車やバッグが突然街中に
多くなったからではありません (笑)。

あなたが手にすることにより、あなたの
興味がそれに向くようになったからです。
現実が変わったわけではありません。

この仕組みは私たちの脳の網様体賦活系
(もうようたいふかつけい)というシステムに
よるものです。

この仕組みがあるおかげで、私たちは
必要な情報に集中することができます

気になる情報だけが頭にの中に入ってくる
からです。

もしこのシステムがなかったらどうでしょう。

ありとあらゆる情報が押し寄せることになります。

例えば今このブログを読んでいるあなたは
文章の文字に集中していますよね。

でも視界には画面色や画面の形についての
情報も得られているはずです。

耳をすませば、時計の音や周囲の車の音、
エアコンの稼働音などが聞こえていることに
気がつくかもしれません。

手の触感に注目すればパソコンや携帯の肌触りが
どの程度スベスベしているか、温度や湿り具合は
どうかといったことが分かります。

匂いをかいでみると周囲で香水のかおりがしていたり
食欲をそそる食べ物のかおりが漂っていたことに
気づくかもしれません。

それらの情報が一瞬のうちに押し寄せてきたら
どうなるでしょう。
毎秒毎秒あらゆる情報が洪水のようにやってきたら・・・

頭の中はパンクしてしまいますよね(笑)。

そんなことにならないようにしてくれているのが
網様体賦活系さんなんです。
エライですね。

ただ、その効果は一方ではデメリットに
なる可能性も秘めています。

自分が注目している情報しか頭に入ってこない
ということだからです。

例えばいくら周囲が 「重要なことです」 と言っても
まるで頭に残っていなかったりするのは
そういうことが原因の可能性があります。

「あいつ、また聞いてないよ」 なんて言われる
ケースですね (笑)。

そして思い込んでしまうとそれしか目や耳に
届かなくもなります。

何かのきっかけで 「あの人は悪い人・嫌な人」
だと強く認識してしまうと、その後はその人の悪い面・
嫌な面だけが見聞きされます。

そして 「あ、やっぱりね」 とその考えが
強まるわけです (笑)。

またこの網様体賦活系がもつ特性によると、
例えばパートナーとの関係についても、

「浮気をされないようにするには」
と言う問いかけと

「ステキな関係を築くようにするには」
という問いかけでは、
その後全く違った道を歩むことになります。

(これは昨日のエクササイズでも出てきましたね)

前者の場合に脳は 「浮気」 に関するさまざまな
情報を集めだします。いわく、

・こういう兆候があったら浮気の可能性あり
・たまには相手の携帯やメールの中身を見たほうが良い
・浮気をされたケース例はこれこれ

などなど。
どんどん変な方向へ行ってしまいそうです (笑)。

一方、後者の 「ステキな関係を築く」 という観点では、

・月に一回は2人だけのゆったりした時間を作る
・会話を大切にする
・相手の長所を見る

といった情報が例えば集まってきます。
ますますステキな関係になっていきそうですよね。

これら網様体賦活系の特性は多くの人が
理解したら大注目される内容だと思います。

でも今のところ知っている人はそう多くは
なさそうです。

今のうちに私たちだけマスターして
差をつけてしまいましょう (笑)。

やることはとてもシンプルです。

この内容を理解した私たちがすべきことは、
なるべく 「得たい結果にフォーカス」 した
単語、フレーズを使って考え、話し、行動すること
なのです。



















私たちの脳にはRAS(網様体賦活系)というフィルターがあります。
私たちはすべての生活のことを覚えていたら頭がパニックになるそうです。
たとえば今日何台の車とすれ違いましたか・ときかれても
答えられないはずです。
つまり必要でないと判断した情報を脳にいれないようにガードされたいるわけです。
脳は何を重要だと判断するのかといえば、
「昨日までの自分が重要だと判断していたもの」です。
だから人は変われないようになっているのです。
あなたの必要な情報も本当は目の前にすべてあるというわけです。
網様体賦活系とは脳の中にある、
知覚情報をより分ける神経システムのこと。
つまり、音、匂い、見えるもの。
これらすべての情報から、
自分にとって重要なものだけを
ピックアップする。
そして感じ取る選択システムなのです。
これがないとどうなるでしょう。
ただただ、あなたが重要だと思って
いることをピックアップするのが
お仕事だと思ってください。
この場合の重要とは、
よく考えていること/意識をとめていること
です。
だから、あなたが心の中で
「もしも、可能なら何ができるだろう?」
と思ったならば
網様体賦活系が探し出す答えは
「こうすればできる」です。
そこにはチャンスとヒントがあります。
●『自問』の質が人生を変える
だから、落ち込みやすいとか
ネガティブに考えやすいときは
脳の中で「できない」や「不可能」が
ベースになっている『自問』が
動いていると思ってください。
たとえば
・なんでこんなことが起きてしまったの?
・どうして私ばかりつらいの?
・もし失敗したらどうしよう
・うまくいかなかったらどうしよう
これらの問いがあるかもしれません。
それでも網様体賦活系はせっせと
検索しますから
結果的として、あなたが知覚するのは
・こんなことが起きてしまった理由
・自分ばかりがつらい理由
・失敗したときの対処法
・うまくいかなかったときの予想とイメージ
なのです。